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You Tube ホーム発着 (1)


"Overland Limited" ホーム発着 (1) (2) (3)  連続走行 (1) (2) (3) (4)


[一口メモ]
UPの強力、大型蒸機である"Big Boy""Challenger"Movieに登場済みである。今回の俊足蒸機"FEF"の登場でUPを代表する3機種の顔が揃うことになる。
4-8-4 Northernは日本には実在しなかった軸配置だが、アメリカでは各鉄道会社で蒸機時代「末尾を飾る大活躍」(アメリカ蒸機発展過程表参照)をした。
UPではこのNorthernを、4-8-4(Four Eight Four)の頭文字をとって"FEF"と呼んでいるが正式名称は「800クラス」である。当時アメリカでは、この強力蒸機FEF「マイティ800」と呼んでいたようだ。(アメリカ西部をご案内頂いたdda40x氏のブログ「マイティ800」参照)
FEF
は1937〜44年アルコで45輌(NO.800〜844)製造され、大陸横断ルートの全域で急客機として使用された、全軸ローラーベアリング入りの近代蒸機である。
優等列車のディーゼル化に熱心だったUPにあって、1950年代まで"Sanfrancisco Overland""Pony Express""Pacific Fruit Express"など大陸横断高速列車の先頭に立って活躍した。
最高スピード120mil/h(約193km/h)という俊足ぶりにも定評があるが、その辺の事情についても「マイティ800」に詳しい。
FEF45輌は製造年によって外観が異なりFEF1〜FEF3に分けられるが、今回のFEF-31944年製造の10輌(NO835〜844)で、回転収納式連結器を持つ排障器や2本煙突が特徴である。
Movieに登場するFEF-3 NO843(Gray塗装)は2003年発売のRivarossiの全面リニューアル製品、アメリカ型蒸機に多くの経験を持つ老舗(2000年頃当社で購入したアメリカ型蒸機の大半はRivarossi製)ならではのモデルと好評を博したものである。
前述の通り、Prototype FEF「俊足と迫力」には定評があるが、その上をいくようなModelの「豪快な走行」と2tone Grayで統一された"overland Limited"美しさをMovieで御覧頂く事にしよう。
猶牽引されるHeavy Weight客車は、Challenger牽引"Overland Limited"(1・3S1・3')と同じRivarossi製である。



8枚のスチール写真


















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