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"Overland Limited"


ホーム発着 (1)





"Overland Limited"

ホーム発着 (1) (2) (3)

Start〜Stop (1)

連続走行 (1) (2) (3)


[一口メモ] 
UP FEF-3に関する一般的事項(第1部)に記述済みである。そこで今回の(第2部)ではPrototype NO.844のプロフィールについて述べよう。
NO.844は1944年10輌製造されたFEF-3最終ナンバー機、つまりUP最後新製蒸機である。現役時代には、他のFEF機仲間と共に大陸横断ルート全域で高速列車牽引で活躍。
第2次大戦後の一時期(第1部)登場のNO.843と同様にNO.844も客車に合わせた2Tone GorayOverland塗装で特急列車"Sanfrancisco Overland""Gold Coast Limited"の先頭にたった。現役時代NO.844にとって尤も華やかな晴れ姿である。(今回のMovieはこの当時をイメージしている)
それともう一つNO.844が単機で16輌編成のDome特急"City of Los Angeles"(勿論流線形Yellow塗装列車)を牽引、蒸機の威力を如何なく発揮した事件があったが、この件に関しては(第3部)で述べる事にする。
旅客列車牽引任務をディーゼル機に移管後のNO.844は1959〜60年は再び黒色塗装に戻り貨物輸送に従事。1960年のスクラップ化を免れ「特別運転用」に指定され、以後現在に至るまで一度も車籍を失っていない稀有な機関車である。
多くのExcursionファントリップに出場しているが、伝統的なものとしては(シャイアン〜ジャーマンヒル〜ララミー)が有名である。外観的には日本のSLでお馴染みのデフレクターが採用されているのはアメリカSLの中では異色である。
1981年にはサクラメント鉄道博物館(カリフォルニア州)オープン記念Rail Fairに長駆かけつけ、東西の特急牽引蒸機対面行事を成功させている。
東の代表は勿論UP FEF-3 NO.844西の代表はSP GS-4 NO.4449 Streamliner、何れもNorthernnである。この時以後もNO.844はサクラメントを訪れ、SP NO.4449と重連フアントリップを行っている。
Modelの方はBig BoyChallengerに続くGENESISブランドSound付き第3弾である。Stillの最後にこの3者の顔揃えを掲載する。


10枚のスチール写真























GENESISブランド3兄弟顔揃え   左よりChallnger、FEF-3、Big Boy






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