バイエルン客車列車 バイエルン宮廷列車| S15・10 | MOVIE目次へ |
[一口メモ]
ドイツ古典列車（バイエルン国鉄）の登場である。牽引機、Mallet Tank BBⅡは1899年から1903年にかけて、バイエルン国鉄に20輌納入された小型マレー機で、ローカル線の急カーブにも対応出来る設計である。
出力380HP 、最高速度45/㎞/ｈの性能で、後のDRG統合でBR98.7型となる。
次に登場するのは、深みのあるグリーンにホワイトのライニングがシャープに決まる、気品ある美しさの漂う客車群・・・それはバイエルン国鉄が誇るハイクラス急行列車用車輌である。
当時の国際列車にも使用され、特に3.5mの長いホイールべースが快適な乗り心地を提供しているという。
小型マレー機の牽引では、アンバランスが気になる所だが、日本でもC11が、ブルートレインさくらの20系客車を九州で牽引した事例もあり、良しとしておこう。
次に、ロイヤルブルーにブラックとゴールドのライニングという豪壮な姿で登場するのは、"Palace on Rails"（走る宮殿）と呼ばれた、バイエルン ルイトポルト公の御料車8号である。
1899年製造当時の姿を模型化したもので、サロン室側の曲面ガラスや屋根のスカイライト取入口まで再現し、ボデイ側面にはバイエルン王室のエンブレムが画かれている。尚、今回登場の車輌はすべてRoco製
9枚のスチール写真