You Tube UP-1 (1) PRR (1) NYC (1)
UP-1 (1) (2) (3) UP-2 (1) (2) PRR (1) (2) (3) NYC (1) (2)
[一口メモ]
第2部の「Pecos Valley Chiefまがい列車」のコンセプトも第1部と同じである。第1部掲載後増備された"Gas-Electric Car+Obseratien"が第2部に登場する。
登場するのは、UP(Union Pacific)、PRR(pennsylvania RR)、NYC(Newyork Central)の3社であるが、競演の場な大きく変化している。
第1部掲載は、既に4年前、レイアウト下段の貧弱なHO仮設レールから上段の本格的HO Scale Worldに進化し、6本のEndless Railを中心に駅舎やプラットホームも出来たのでMovieにホームの発着シーンをいれている。
第1部では仮設レールのため所々でレール継ぎ目音が聞こえ、オールドフアンから、旧制中学校に汽車通学していた頃を懐かしく思い出すとのメールを頂いたりしたが、第2部ではこの継ぎ目音はなくなった。
代りにUPとNYCの"Doodle Bug"から車輪の回転スピードに同期したゴトゴト音がする。実物車輌のタイヤの偏磨耗に起因するゴトゴト音に似ているので其の儘放置しているが、それにしてもUPの音はひどい。乗客が怒り出すかもしれない。
第1部、第2部合わせてみると、各社の個性的で色とりどりの華やかなColor Schemeに感心させられる。これも裏をかえせば、当時の私鉄各社間の激しい競争を物語っているのかも知れない。
第1部でGas Electric locoのCollectionをはじめた動機として、"Doodle Bug"と仇名される「武骨だが愛嬌のあるスタイル」に興味を覚えてと記しているが、もう一つ根元的なものがある。それはガソリンカー キニハ36450のお手本に出会えた喜びである。
ガソリンエンジンに発電機を直結し、モーターで駆動する方式は勿論、大型ボデーの片側にエンジン、発電機、荷物室を配し反対側の客室に多数の狭窓が並ぶ姿が共通するし、単機又は客車を連結して運用する方式も同じである。
Gas Electricモデルをはじめて見た時、キハニ36450のお手本がここにあったのかと懐かしさを感じたのは事実である。
(Gas Electricがアメリカで活躍しはじめたのは1920年代、キハニ36450の登場は1931年、従ってお手本となったのはやはりGas Electricの方だろう。)
世界大恐慌時代に旅客輸送合理化の旗手として登場したGas Electricは第2次大戦中は勿論、戦後1960年代まで活躍がみられた長寿命機関車であったが模型の方も何時発売開始されたのかよく分からないBachmann Spectrumのロングセラーである。2010年度のカタログでは従来のGas Electric単品販売から、新しくとTrailer Coach(付随客車)とのSet販売に切替えられている。
13枚のスチール写真
UP-1 |
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UP-2 |
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PRR |
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NYC |
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