[一口メモ]
SBB(スイス連邦鉄道)では
旅客輸送の更なる
活性化のため
プロジェクト"Bahn 2000"を進めてきた。
具体的な狙いは
「列車運行頻度の増加、所要時間の短縮、快適性の向上」であるがこのプロジェクトによって、
1997年最初に登場したのが
オール2階建てインターシティ「IC 2000」シリーズである。
一端に
電気機関車(Re460型式)他端に
制御客車を配置した
Push-Pull方式列車として
最高速度200Km/Hで運用されている。
「IC 2000」は2階建てのため車高が高く線区によって、地上構造物が支障する。
このため1C 2000登場当初の走行線区は限られていたが、その後多くの線区で
トンネルの新設、
跨線道路や
歩道橋の改築など、
建築限界の拡大工事が行われた結果IC 2000の運行ネットワークは
急速に拡大していった。
今やIC 2000は
スイスインターシティーの顔となっている。併走相手は現代
アメリカ高速旅客輸送の花"Acela"である。
8枚スチール写真