[一口メモ]
森林鉄道や
鉱山鉄道など
急勾配や
急カーブの多い路線で活躍した
蒸気機関車Geared Loco。そのGeared Loco
御三家と呼ばれるのが
Shay、
Climax、
Heisler、この中で
Heislerは
S20・2に既に登場済みである。
今回の登場は御三家の中で最も生産台数も多く知名度も高い
Shayである。(日本にも数輌輸入されたが、特に台湾の
阿里山森林鉄道での活躍が有名)
シリンダーを
片側に
垂直に配し、前後の台車に
シャフト伝動、
ギヤーによって
車輪を
駆動、ボイラーがセンターから外れ正面から見るとアンバランスな特色がある。
Modelはアメリカの
Model Railoader誌で絶賛された
Bachmann Spectrumブランドの力作、1997年購入。静かで力強い走行が見られる。
Movie、Stillに関するコメント
- 撮影を行ったのは2年前、車輌以外の背景は極めて殺風景である。たまたまTop Page画像(2011年版)に現在の状況が掲載されているので、この差が2年間の〈G〉スケールワールドの進歩である。
- Shay単独走行Movieの時、Endless内側で停止して待機しているのが次に対向走行するHeislerである。対向走行Movieでは両車の位置関係がEndlessの内外入替わっているが深い意味はない。
- Shayを陳列棚から下ろした後へHeislerを陳列する為、両車が一緒に走行するChanceは極めて貴重である。そこでMovieにないが、Stillでは両車が顔を並べて併走する姿を収めている。
- 最後に木材について。ShayもHeislerもその運搬している木材は当初夫々Flat Carに付属している貧弱なプラスティック製の物を載せていたがそれを見たdda40x氏から「庭の木を切って作って上げよう」と言われ、わざわざ各種サイズのものを送付して頂いた。お蔭で実感的な林鉄が出来上がった。
8枚スチール写真