[一口メモ]
機関車から最後尾の展望車まで
オレンジとグレーの統一塗色デザインの列車は
、1938年登場のシカゴ〜ミネポリス/セントポール
(Twin City)間特急"Hiawatha"である。
"Hiawatha"と言う列車名は、自分の投げた矢に追いついてしまうという
伝説の韋駄天インディアンの名から来ている。
その名の通り、この時の
"Hiawatha"はその運行
660qを僅か
6時間30分で結んでいた。
これは
蒸気機関車牽引としては
驚異的なスピードである。現在、同じ区間を
アムトラックの
"Empire Builder"が走行しているが、その所要時間は
8時間を越えている。モデルの
Smooth Side PC×8も
Rivarossi製。そういえば
往年の有名特急列車を牽引した
流線形蒸気機関車のモデルは
Rivarossiの独壇場の感がある。
併走相手は、同じ
Chicago〜Twin City間のライバル、
C&NW (Chicago&North Western)の
"Twin Cities 400"である。
Shovel Nose(前頭部形状の愛称)の
Hudson2台の併走(競争)を御覧頂きたい。
7枚スチール写真