S17A・8 MOVIE目次へ

You Tube 右回り連続走行 (1)


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[一口メモ]
S17・7 モハ40系6輌編省線電車に続く「長編成Movie」シリーズ第6弾は、583系8輌編成急行「きたぐに」である。尚583系に関しては、そのルーツである581系についての記事及びMovieが、保有車輌紹介第1の部屋「第50回」58・2 581系「月光型」特急用交直流寝台電車に掲載されているので、そちも御覧頂きたい。
車輌運用効率の向上と車輌基地の有効的活用をねらって開発された特急用寝台電車(勿論昼間も座席車として使用可)583系は、その最盛期には434輌が多くのビジネスマンやレジャー客を乗せて全国を縦横無尽に駆け巡り日本の高度成長を支えた立役者で、正に国鉄の「名車」にふさわしい活躍振りであった。
一方新幹線網の伸展が在来線の長距離を走る「寝台列車」へのニーズを減少させて行った。Blue Train583系も鉄道車輌の「栄枯盛衰」の流れには抗し切れなかった。
こうした流れの中で、583系として、唯一の定期列車として残ったのが、JR西日本の急行「きたぐに」であった。
581系「きたぐに」(大阪〜新潟)に使用開始されたのは1985年。「きたぐに」は特急に格上げされた「日本海」のあとを継いだ名門急行でもあり、食堂車サシ581はなくなったが、サハネ581を改造したプルマン方式A寝台車サロネ581を新しく連結した10輌編成は優等列車の風格が保たれていた。
JR西日本移管後は、塗色もホワイト/グレー系に変更され引続き定期列車として長期間活躍を続けたが、2012年「きたぐに」の定期運用を終了、臨時便に使用されていた583系本年(2013年)1月JR西日本日本からついに姿を消してしまった。
TOMIX製「きたぐに」モデルは8輌編成で、塗装はJR西日本の新塗色。プロトタイプは10輌編成であったが、これからもMM'1セットを間引き8輌としているので、モデルでもサロネ581とサロ581は健在である。
冒頭でカツミ製581系の件について述べたが583系45年に及ぶ長期間活躍の初期の姿晩年の姿の両方を掲載できたのは幸せでる。それでは583系晩年の走行Movieをどうぞ。


7枚のスチール写真

















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