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05002牽引 6輌編成 スタート〜ストップ (1)
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78 SLと218 DL牽引 5輌編成 78SL前進運転 (1) 218 DL (1) |
番外編 流線形03、10牽引 5輌編成ETT11と対向走行 (1) |
[一口メモ]
D-Zug 5部作シリーズの最終回D-ZugDの登場である。これまでのD-Zug@〜Cに登場したのは、すべて第2次大戦前に製造された客車であったが、今回は1954年から投入が始まり、1960年代ドイツの急行列車を代表する車輌が登場する。
その車輌とは長さ26.4m、"Minden-Deutz"スタイル台車をはく国際規格に基ずき新製された客車達である。その塗色は2ndクラス座席車がGreen、食堂・寝台車がTuscan Redで、「D-Zugの伝統色」を守っているが、1stクラス座席車がBlueに変わってしまったが、これが「D-Zug最後の晴れ姿」である。
それはこの頃から"D-Zug(急行列車)"の名称があまり使用されず代わって1R(Inter Regio)、IC(Inter-City)、TEE(Trance Euro Express)が台頭しはじめ、また塗色もそれに合わせて晴れやな色合いに変化していたからである。
Movieに登場する客車は1stクラス(Blue)x2、食堂車Tuscan Red)x1、2ndクラス(Green)x2 計5輌編成を基本とするが、05002 SL牽引時には、これにBuffet/coach合造車(Tuscan Red/Green)1輌増結して6輌編成とする。
Movieの本命は上述の通り05002 SLの牽引する6輌編成D-ZugDである。蒸気機関車としての速度世界記録を出した05002のこれが「最後の晴れ姿」である。・・・北海道で最後を迎えたC62を思い出す・・・次に登場する牽引機は78 SL(Hudson Tank)と218 DL、何れも鉄道無煙化時代の始まりをこれで象徴させている。(尚78 SLについてはD-ZugA参照)
最後に番外編として流線形0310に再登場ねがうことにする。(前回はD-ZugAに登場)流線形SLはPrototyprが動態保存され(但し01型のみであるが)現在でもイベント列車で活躍しているので、Movieでもイベント列車の想定である。また高速電車ET11との共演Movieも併せて掲載する。
(D-Zug 5部作終了にあたって)
"D-Zug"(急行列車)が優等列車としてドイツ全土を縦横に駆け巡っていた時代・・・D-Zug全盛時代・・・は考えてみればSL(蒸気機関車)全盛時代とほぼ重なっている。D-Zug時代の幕開けは蒸気機関車牽引で始まり、D-Zugの名称が使用されなくなり始めると蒸気機関車もその活躍の舞台から消えていったのである。
「5部作」という今回の長シリーズは小生の「蒸気機関車への郷愁」の表現であり「蒸気機関車への鎮魂歌」でもある。
20枚のスチール写真
05002牽引 |
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78 SL牽引 |
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218 DL牽引 |
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流線形 03 10牽引 |
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