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[一口メモ]
"Pacific Fruit EXpress"(PFE)の大陸横断ルートのうちUP路線を走るPFE UPバージョンの登場である。「オレンジ色の長蛇のフルーツ列車」の印象を大切にする為、SPバージョンと同様に12輌の40'冷蔵車のうち6輌はSFRD(Santa Fe Refrigerator Despatch)のものを併結している。
牽引する蒸機は「スピード」と「牽引力」を兼備えたUPのホープFEF-3 #844である。この844号は別稿FEF-3 3部作の(第2部)と(第3部)で"Over Land Limited"や"City of Los Angeles"牽引で、「激走する場面」を掲載しているが今回もPFEの「急行運用」にふさわしい激走ぶりを御覧頂こう。
通常走行Movie作成には、走行及びSoundを操作する係りと撮影係りの2人が必要である。ところが実際には1人で全てを行う簡略方式をとる場合も多い。具体的には走行とSoundのコントローラーを初期設定のまま放置し1人で撮影に専念するのである。当然列車はこの初期設定条件でEndless Rail上を走行し続ける。
Movie画像選択項目に「連続走行」とあるのは全てこの1人撮影である。そしてこのことは毎回断り書きを入れていないが、当社のMovieの全てに当てはまる共通事項である。
「連続走行」では当然操作によって発生するWhistle(汽笛)、Bell(カネ)、又スピードや供給電圧に対応してプログラムされたSoundなどは全て聞けない。少し寂しい気もするが、考えてみれば実物の列車も走行中はModelの「連続走行」に相当する時間帯が圧倒的に多い。
最後にPFE冷蔵車について、オレンジの背景色にSPとUPのマークが仲良く並んだRFEカラースキームはPFEの運用終了後も、一般混成貨物列車の中に混在しているのをよく見かけるが、その真横からみたスチールを2・6に掲載しているので御覧頂きたい。
8枚のスチール写真