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[一口メモ]
"Northeast Corridor"(北東回廊)の"Flagship Train"というよりアメリカを代表する高速列車"Acela Express"の登場である。"Acela"は"Acceleration"(加速)と"Excellence"(優秀)からくる造語で、この名称からも関係者の"Acela"に寄せる期待の大きさが伺える。
高速列車の開発で遅れをとったアメリカは、ヨーロッパ各国の高速列車の調査、テストを経て、最終的にフランスTGVをベースとした車輌を導入した。機関車出力12,300馬力(2台分)、最高速度150mile/h(241km/h)の性能で2000年から運行を開始した。
但し高速列車専用の施設は無く、在来線上を在来線列車と共に走行するので、都市近郊では通勤列車にはばまれて最徐行を余儀なくされ、平均速度の低下を免れ得ない点や、運行開始後の車輌不具合による長期運休などで、厳しく評価されている面もあるが、試乗記などでは車内の居住性なども含めて概ね「好感」で結ばれている。
Acelaの車輌編成は、機関車2輌が客車6輌を挟む集中動力方式の8輌固定編成である。客車6輌の内訳はFirst Classx1、Cafe Acelax1、Business Clasx4で優等列車のためCoachの連結はない。
Acela ModelはBachmann Spectrumブランド。2001年版Bachmann製品カタログに既に大々的に掲載されており、当社では2001年3月にこれを購入初走行を行っている。Prototyoe(実車)の運行開始が2000年であるから、ほぼこれと同時期となる驚くべき早期の発売であった。最近のカタログにもAcela Expressは掲載されており、12年以上続くロングセラーである。
Movie掲載のため10年ぶりに陳列棚から降ろしての走行となるが、御覧の通りScale Speed以上で快走する様を見ていると、初期故障に悩まされたPrototypeのことが思い出され苦笑してしまう。
なおホーム発着シーンではプラッとホームを発車したAcelaが1周目にはホームから離れた通過線を高速通過し、2周目に再びプラットホームに帰着する様子を久し振りに撮影しているので御覧頂きたい。
左回り走行(#2004EL先頭) |
右回り走行(2003EL先頭) |