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HHP-8牽引
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E60 CP牽引
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HHP-8牽引 (1) (2) (3) (4)


追加版 新Color Regional

右回り (1) (2) (3) (4) 

左回り (1) (2)
 


[一口メモ]
Amtrak 4部作トップバッター(第1部)は"Superliner"と呼ばれる2階建て新型客車による大陸横断特急であった。これ等の列車は「大陸横断」といいながら、西行きは西海(太平洋側)に到達しているが、東行きはすべてシカゴ止まり直接東海岸(大西洋側)に達する列車はない。
その理由シカゴ以東の路線(特に架線のある電化区間)は車輌限界の関係で2階建てSuperliner入線出来ないのである。そしてシカゴ以東路線にはIntercity Express(都市間連絡急行列車)用にAmtrakが新製した背の低い"Amfleet"と呼ばれる客車が使用されている。
最高速度125m/h(201km/h)で設計された"Amfleet"は長さ85フイート、ステンレスコルゲートサイドで、小断面のユニークな丸みをおびた外観がその特徴である。"Superliner"で西から来て、シカゴで下車した乗客は連絡している"Amfleet"に乗換えて更に東へ向かうことが出来る。
Amtrakの大部分の旅客列車は、貨物鉄道会社(私鉄)レールを借りて走行しているが、Amtrak唯一自前で所有する路線がある。それは「北東回廊」("Northeast Corridor")と呼ばれるボストン〜ニューヨーク〜ワシントンD.C735km複線電化路線である。この「北東回廊」年間交通量1億人に近いアメリカ最大の輸送回廊で、航空機、自動車に対して鉄道が健闘している。
今回Movieに登場する列車はこの「北東回廊」特急列車"Northeast Regional"である。牽引機関車は2種、E60CP ELHHP-8EL牽引されるPC"Amfleet"x4と"Full-Dome"x1である。この"Full-Dome"の連結は、Prototype(実車)にあっては車輌限界の関係で起こり得ないが、Model Railroadingでは見逃すことにする。
この「北東回廊」には(第3部)に登場する超特急"Acela Express"も走っている。"Acela""Regional"は新幹線の「のぞみ」「こだま」のような関係にあると見てよいが、日本のような過密ダイアでないので、"Regional""Acela"に追越されるのはあってもせいぜい1回で、所要時間もニューヨーク〜ワシントン間で"Acela"約3時間30分程度延びるが一方で"Regional"乗車料金がかなり安くなるので"Acela"「ビジネスマン御用達」に対し、"Regional"「一般庶民の味方」である。
E60 CP ELはAmtrakが「北東回路」用として最初に新製した出力7650馬力の強力機であったが、台車の欠陥からMaxspeed90m/hに制限される不運もあった。後継HHP-8の出現で2003年引退。
HHP-8High Horse Power 8000の略で、出力8000馬力"Amfleet"を牽引して125m/h(201km/h)走行が可能で、「北東回廊」主力機として現在活躍中。

最後にMovie、Stillに関するコメント
A.E60 CP牽引
E60CPSoundは組み込まれていないが、BachmannのDCC仕様なのでMovieStillDCC設定で行った。アナログ仕様機関車牽引と比較すると、走行状況如何に関係なくライト類が明るく点灯する。(Amfleetはルーム、テール何れも点灯式だが、アナログ仕様ロコ牽引では暗いMovie、Still撮影ではこの点を意識している。
B.HHP-8牽引
HHP-8アナログ仕様なので、上記ライトに関するメリットはない。4本のMovieすべてホーム発着シーンなので、ホームのある#2を発車した列車が、ホームのない高速通過線(#1Endless)を高速走行し、再び#2のホームに帰着する模様を撮影した。通過線高速走行#1⇔#2渡り焦点をあてたMovie、Stillを御覧頂こう。


(2012.12.21 "Northeast Regional"に新Colorscheme Movie 追加)
Amtrak列車のColorschemeは特急列車"Acela"を除き、Amtrak PhaseT〜Xの何れかが採用されている。"Northeast Regional"のAmfleet客車も、この原則にしたっがって、当初はPhaseT〜Xの塗色であったが"Acela"に次ぐ優等列車であることからか"Acela"とよく似た"Acela Color"と呼べるような塗色にその後変更されている。
この塗色の変更と平行して、その呼称も"Northeast Regional"から"Acela Regional"と呼ばれる頻度の方が高くなっている。"Acela"知名度をアップさせるのがその狙いかも知れない。
Amfleet客車の発売元Bachmannでは2005年頃から既にこのRegional用の新塗色を
Amfleet Acela Regional Coach & Cafeとして発売しており、当社でもAcela Regional Coachx4Acela Regional Cafex1 計5輌を購入済みであったが、購入したことも、別途格納していたことも忘れてしまっており、今回これを見つけて慌てて追加Movie、Stillを掲載する次第となっってしまった。それでは追加新版Movie、Stillもどうぞ。


14枚のスチール写真

 A.E60 CP牽引
















 B.HHP-8牽引
















新版 4枚のスチール写真









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