S15・18 (3) MOVIE目次へ

You Tube エンドレス内側より (1)

エンドレス外側より (1) (2)   エンドレス内側より (1) (2)


[一口メモ]
Tramシリーズ(第3部)では、珍しくスイスジュネーブトラム(Geneva Tram)が登場する。ドイツでは数多くの地方都市でTramを見ることが出来るがスイスでTramの走っているのはジュネーブ、バーゼル、ベルン、チューリッヒの僅か4都市だけである。
正直なところ、今回ヨーロッパトラム3部作シリーズ撮影の際には(第3部)Tramがヨーロッパのどこの国、都市のTramかを記憶していなかった。そして(第1部)=「ハノーバートラム」、(第2部)=「ニュルンベルグトラム」、(第3部)=「点灯トラム」と呼んで区別していた。
ホームページ掲載の時には「購入記録簿」をみれば購入日時、正式名称、メーカー、商品番号などの諸元が記載されているので安心していたが、驚いたことに「点灯トラム」に関する記録が全く欠落しているではないか!「点灯トラム」は諸元不明の「簿外トラム 第1号」となってしまった。
一時はホームページにも「点灯トラム」で掲載しようと思っていたが、一つだけヒントが残されていた。それは「CAROUGE」という行先表示である。(Stillの最後参照)調べてみるとスイスジュネーブ市の南に隣接するところに「CAROUGE」というTram Stopのあることが判明した。そこで晴れて"Geneva(ジュネーブ)Tram"で記載することにした。他にも「簿外トラム」であってもはっきりしている点がある。それはメーカーがLimaであること。連節台車の下面を良く見るとLimaと刻印されている。
そういえば(第2部)Nurunberg Tramと(第3部)Geneva Tram「瓜二つ」で駆動メカニズムはサイズを含めて同一。車体外観はNurunberg Tramの直線的で角張ったスタイルなのに対しGeneva Tramはその角に丸みをつけて柔らかい感じを出しているが、基本寸法は両車同一である。
モデル入手経路はあくまで推測であるが、モデルバーンのセールで新製品購入時のおまけのような形で、マニアの手放した中古品を格安で入手したのではないか。(近年は視力の低下で点灯加工は自分で行っていない)
問題の点灯加工も設置済みのヘッドライト点灯配線の端子を利用しているので、Rheingold客車の時代のような失敗もなく点灯走行状況良好である。

2013.10.03追加
#1Endllesに着脱可能な簡易プラットホームを新作し、それを背景としたMovie作成は今回のヨーロッパタイプ古典トラム3部作の他にVT137Diesel Car名鉄モ510 3輌連結の合計5本となったので、簡易プラットホームシリーズを一旦終了する。
このシリーズ中に[一口メモ]に記載しょうと思いながら果たせなかった点が一つある。それは簡易プラットホーム上に設置された十数名の老若男女の乗客達についてである。一人一人が異なるポーズ服装所持品でたたずんでいるではないか!これ等はすべて当社社長が既製の人形に加工を施したものである。Movie、Stillはこの点も併せて御覧下さい。



4枚のスチール写真











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