S21A・3 | MOVIE目次へ | You Tube Climax 、Shay重連 運材列車 (1) Shay牽引 鉱山列車 (1) 運材列車・鉱山列車同時走行 (1) Climax 、Shay重連 運材列車 (1) (2) (3) (4) Shay牽引 鉱山列車 (1) (2) (3) (4) 運材列車・鉱山列車同時走行 (1) (2) (3) |
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[一口メモ]
森林鉄道や鉱山鉄道のように、急勾配や急カーブの多い路線で、牽引力を発揮させるために考案された蒸気機関車をギヤード・ロコ(Geared Locomotive)と総称する。Geared Loco御三家と呼ばれているのはShay、Climax、Heisierである。
Shay、Heisierは〈G〉Scale Movieに登場済みなので、その特色などについてはそちらを御覧頂くとして、今回はClimaxについて記す。
Climaxはボイラーの左右に斜めに取付けられたシリンダーからクランク、ギアを介して車体中央の駆動軸を回す。動輪にはそのシャフトから動力を伝達する。(模型の場合は動力伝達方向はこれと全く逆)
〈On30〉に関してはS21A・1 Consolidationの[一口メモ]を、又そのModelに関しては保有車輌紹介、第2の部屋「第20回」On30集合!を御覧頂きたい。(但し2003年の記事なのでShayは掲載されているが、その後増備されたClimaxをはじめ、幾つかの機関車は記載が無い)Movieをみていると新ワイド画面に負う面もあるが、〈HO〉車輌には見られない〈On30〉の魅力と迫力が感じられ、その急速な普及ぶりにも納得がゆく。
最近のBachmann Spectrumの〈On30〉機関車はDCC Soundつきが多くなってきたが、当社のShay、Climaxは早期購入のためSoundはついていない。〈On30〉のMovie掲載は今後も続ける予定である。
今回はShay、Climaxと独特の動力伝達メカニズムを持つ機関車のため、その点をじっくり見比べられるよう久し振りに遊園地を撤去した丸穴からの撮影も行った。Climax 、Shay重連 運材列車(1) (2)のMovieがそれである。更にStill写真でも両車のメカニズムの描写を意識して掲載している。
又〈On30〉車輌に入線を認められている#1 Endless Railとそれにつながる#1 Yard railを連続して走行させたMovieが運材列車(1)と鉱山列車(1)である。それではワイド画面のMovieをどうぞ。
2012.04.19 Movie追加
当社の〈HO〉scale World(レイアウト上段)にEndless Railを6本も設置したのは、複数の列車を同時に走行させて、併走、対向走行を楽しむためである。そして同時走行や併走、対向走行のMovieも多数掲載してきた。
しかし、これは〈HO〉Scale車輌運転の場合であって、S21A・2に記載の通り〈On30〉車輌は車輌限界の関係で、#1Endlessと#1Yardしか入線出来ない。言い方を変えれば〈On30〉車輌が走行出来るのは、「の」の字形の1本のrailである。
一方Analog運転では1本のRail上で2本の列車(機関車)の同時運転は禁止である。(当社のShay、Climaxは既述の通りAnalog仕様)従って今回の運材列車と鉱山列車の同時走行は当然禁止である。禁止の理由は2本の列車のスピードや進行方向を個別にContlol出来ないからである。
個別Control出来なければ2本の列車は僅かなスピードの差でも、それを補正出来ないから何れ追突したり追突されたりする危険からは逃れられない。しかしこれを逆に考えると走行特性(電圧とスピードの関係)の良く似た2列車ならばスピードの差は僅かになり、暫くの間は縦列走行(続行運転)が実現する。
今回のShayとClimaxは同一メーカーの兄弟モデル、走行特性が良く似ていることを確認した上で、「禁じて」と言われる運材列車と鉱山列車の縦列運転(続行運転)を実施したのが今回追加の運材列車、鉱山列車同時走行Movieである。
なお追加Movie(1)は#1Endless上の縦列走行、(2)は#1Endlessから#1Yardへの縦列進入、(3)は「の」の字ルートの2本平行する部分での縦列運転(2本のRailが平行しているので物理的には縦列運転なのに、視覚的には2本が併走しているように見える所が面白い。但し平行部分が短区間なので併走時間は短い)
☆運材列車(右回り) |
☆運材列車(左回り) |
☆鉱山列車 |