S22・8 (2) | MOVIE目次へ | |
[一口メモ]
Saddle Tank Movie第2部は、Rogers 2-4-2 SLの牽引するPRR(Pennsylvania Rail Road)古典客車列車である。この古典客車列車は、2000年頃にAristo Craft TrainsがTrain Setの型で発売したものである。
木製二重屋根(Double Roof)構造の古典客車列車のMovieは〈G〉ゲージでは既にS20・1"Gold Rush"、S20・5"Royal Blue"が掲載されているが、これは何れもBuchmann製である。Buchmannの最大公約数的で無難な”つくり”と比較すると、今回のAristo Craft Trains製は極めて個性的で職人気質にあふれている。前回の〈G〉ゲージのお座敷運転S22・2(2)アメリカ市電とRail Truck(第2部)Movieは1F洋室での撮影であったが、今回都合で再び2F和室に戻って撮影を行った。走行レールの背後にお座敷運転Movieに出場した仲間(アメリカ市電、Rail Truck、0-4-0 Saddl Tank SL)が並んでいるのも視野に入ることだろう。
今回のMovie撮影で気になった点は列車の走行Speedが遅い事。前述の通り、Train Set購入後12年間静態保存されていた事や、Power Packの容量が関係しているかも知れない。(〈G〉お座敷運転に使っているPower PackはMax 0.9Amp--この容量で不足と感じたことは一度もない--これに対しAristo Craft Train Setに付いていたPower Packの容量は2倍の18Ampであった)
結論的には客車列車走行スピードの遅さも許容範囲内としてPower Packも交換せず、そのまま横着撮影を行なってしまった。
それでは、その横着MovieとStillをどうぞ。
4枚のスチール写真