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You Tube バイエルン仕様 (1)   プロイセン仕様 (1)


バイエルン仕様 (1) (2) (3)   プロイセン仕様 (1) (2) (3)
 


[一口メモ]
ドイツ国鉄統合前には、各地の王侯が夫々の鉄道をもっていた。その中に中々ユニークな形をしたローカル線用小型蒸気機関車があった。
前後左右四面に大きな窓をつけた四角いキャブ(運転室)からボイラーがチョコンと突出したシルエットから「グラスカステン」(ガラスの小箱)と愛称されるようになったこの小型蒸機は、多くの鉄道フアンを魅了してきたし、鉄道模型界でも人気が高い。
「グラスカステン」はこのような外形上の人気だけでなく、自動給炭機を装着して、機関士1人で運転出来る当時としては極めて先進的な蒸気機関車であった。1908年から合計529輌が各王国向け仕様で製造されたが、DRGドイツ国鉄に統合されて、BR98型となった。ローカル線用ではあっても、都市近郊でも軽便鉄道的に便利に使用された長寿命SLであった。(最後の1台が1968年姿を消す)
バイエルン州ノイエンマルクト蒸気機関車館に308号機が展示されている外、ニュ−ルンベルグ鉄道博物館には「グラスカステン」のカットモデルがある。
当社の「グラスカステン」Modelは何れもRoco製で、2000年にバイエルン仕様のPtL2/2型グラスカステンを、更にその蒸気機関車らしからぬ雰囲気が気に入って2004年にプロイセン仕様のT2型グラスカステンを購入した。
Rocoでは、バイエルン、プロイセン各仕様「グラスカステン」発売直後、夫々の「グラスカステン」ベストマッテする(2軸客車x5)を発売した。Movieに登場客車は勿論このベストマッチPcx5である。
バイエルンのPcx5は、バイエルン客車列車塗色の基調となるダークグリーン(S15・10参照)で統一されているが、プロイセンのPcx5は全く色とりどりである。
ここで、別稿の保有車輌紹介、第2の部屋、「第24回」動輪2軸以下の列車集合!にグラスカステン牽引 2本の列車とグラスカステン重連のクロズアップ・スチール写真を掲載していることを思い出したので紹介しておこう。
それではMovieとStillをどうぞ。


バイエルン仕様6枚のスチール写真
















プロイセン仕様5枚のスチール写真














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