S32・2 MOVIE目次へ

You Tube 左回り走行 (1)


右回り走行 (1) (2)    左回り走行 (1)

[一口メモ]
オーストリア ナロー観光鉄道のツイラタール列車は既にお座敷運転の記録S22・4に登場済みなのであるが、今回は固定レイアウト〈N Gauge World〉から再登場である。
〈N Gauge World〉からの登場とは言っても事はそう簡単には運ばない。事前の慎重なチェックが必要となる。理由はツイラタール鉄道の「軌間960mm」という狭軌感をモデルでも示すため〈Hoe〉HO Scale(1/87)、9mm Gaugeで作られている点である。
お座敷運転の時は9mmレール以外にシーナリーもストラクチャーもないので何の心配もなく走らせることが出来たが〈N Gauge World〉には駅やトンネル、踏切、架線門柱がある。HO Scaleのボデーがこれ等を干渉しないかテェックの結果は次の通り。

  1. 内側のEndlessでは客車の屋根が駅ホームの屋根と干渉するので走行不可。
  2. 外側のEndlessでは7輌ある客車の中の2輌が架線門柱と極く軽度の接触をするのでこの2輌を外し、SL牽引5輌編成とすれば走行OK

様々なGaugeとScaleの組合せの鉄道模型を走らせる当社では、お座敷運転仮設レール走行当時には全く問題にならなかった事柄が、固定レイアウトでシーナリーやストラクチャーを設置するに従って顕在化してくる。
今回の事例は〈N Gauge World〉での車輛とストラクチャーの干渉問題であるが、〈HO Scale World〉On30 (O Scale、HO Gauge)モデルを走行させて時の干渉事例がS21A・2に記載されている。
それではシーナリーやストラクチャーのN Scaleと車輌のHO Scaleのアンマッチを黙認して頂いた上でトンネルを抜け、踏切を通過してゆくツイラタール鉄道走行MovieとStillをどうぞ。


9枚のスチール





























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