S32・2 | MOVIE目次へ | |
[一口メモ]
オーストリア ナロー観光鉄道のツイラタール列車は既にお座敷運転の記録S22・4に登場済みなのであるが、今回は固定レイアウト〈N Gauge World〉から再登場である。
〈N Gauge World〉からの登場とは言っても事はそう簡単には運ばない。事前の慎重なチェックが必要となる。理由はツイラタール鉄道の「軌間960mm」という狭軌感をモデルでも示すため〈Hoe〉HO Scale(1/87)、9mm Gaugeで作られている点である。
お座敷運転の時は9mmレール以外にシーナリーもストラクチャーもないので何の心配もなく走らせることが出来たが〈N Gauge World〉には駅やトンネル、踏切、架線門柱がある。HO Scaleのボデーがこれ等を干渉しないかテェックの結果は次の通り。
様々なGaugeとScaleの組合せの鉄道模型を走らせる当社では、お座敷運転や仮設レール走行当時には全く問題にならなかった事柄が、固定レイアウトでシーナリーやストラクチャーを設置するに従って顕在化してくる。
今回の事例は〈N Gauge World〉での車輛とストラクチャーの干渉問題であるが、〈HO Scale World〉でOn30 (O Scale、HO Gauge)モデルを走行させて時の干渉事例がS21A・2に記載されている。
それではシーナリーやストラクチャーのN Scaleと車輌のHO Scaleのアンマッチを黙認して頂いた上でトンネルを抜け、踏切を通過してゆくツイラタール鉄道走行MovieとStillをどうぞ。
9枚のスチール