[一口メモ]
今回の同時走行は、流線形蒸気機関車の牽引する3本の特急列車である。「アジア」「アメリカ」「ヨーロッパ」から夫々1本の列車を選ぶということにし、結果として旧南満州鉄道の「あじあ」、アメリカPRR（ペンシルバニア鉄道）の"Broadway Limited"、ヨーロッパ ドイツDRG"Rheingold"の3列車同時走行が実現した。
牽引する流線形SLは、「あじあ」号はパシナ（単独走行MovieはS15・i'）、"Broadway Limited"は4-4-4-4 Duplex（単独走行MovieはS12・1(2)、"Rheingold"は03・10SL（単独走行MovieはS15・3(1)、但しSLは異なる。猶パシナ以外の2台のSLは何れもDCC Sound装着モデルであろ。
当社International Model Railroad Co.の活動重点の根源は「自動車や航空機が台頭してくる以前の鉄道が長距離移動手段の主役として最も輝いていた頃の再現」にあり、これを具体的なキーワードで示せば「蒸気機関車」「展望車」「流線形」である。この辺の事情に関しては2014.01.25付 追加記事、及びS16・3(5)[一口メモ]等をご覧頂きたい。
今回の3列車同時走行Movieはこの3ケのキーワード「蒸気機関車」「展望車」「流線形」をほゞ満たしている。ほゞを付けたのは、ドイツ"Rheingold"のみ最後尾に「展望車」を連結していないからである。このような事情から小生にとって、今回の3列車同時走行は感慨深いものとなっている。
10枚のスチール
