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[一口メモ]
新幹線開業による利用者の減少に悩む名阪ノンストップ特急の居住性を向上を目指した近鉄特急車輌。(当初の開発意図)供食設備「スナックコーナー」を持つ12000系の改良型であるが、その後のスナックコーナーの営業休止に伴い、コーナーの無い形での増備が続けられた。
近鉄では鳥羽線開業、志摩線広軌化に伴う特急増発、大阪万博関連特急需要の増加などへの対応策としてこの12200系増備を進めた
このような背景のもと、近鉄特急史上空前絶後の大量生産が行われた。これを具体的に示せば、12200系「スナックカー」は1969年から168輌量産され京都線用スナックカー18400系を合わせると総計208輌で近鉄特急の主力車種に成長した。
勿論現在も現役車種で、12200系統一編成としての運用以外に30000系「ビスタEX」や22600系「Ace」との併結運行も見る事ができる。
Movieでは12200系とJR「快速みえ」との併走シーンを掲載したが、Prototype(実車)においても伊勢市駅、松阪駅、津駅周辺の併走区間で運が良ければ見る事が出来る。
2021.07.02
8月に引退予定の特急12200系車輛を一般客に1時間貸し切り、運転台の見学や車掌、洗車、運転体験等使い方自由。愛知、三重、関西の主要駅から会場最寄りの青山町駅までの往復運賃含みで一人当たり参加費122000円。一組二人まで(未成年者不可)運転体験は車庫内の線路で実施。
1965年デビュー以来大活躍の車輛故、担当者は「特別な催しを通じてフアンの熱い思いに応えたい」と。開催日=7/17 7組14人募集。近鉄フアンの皆さん如何ですか。2021.06.25(金曜日) 中日新聞より