[一口メモ]
スイス最大の私鉄であるBLSの強力機Re465 ELの登場である。このRe465に関する記述はその原型となったSBB（スイス国鉄）の名機Re460 ELから始めなければならない。
このRe460 ELはSBBの"Bahn2000"計画に基ずく、200km/hで牽引可能な高速旅客列車用として119輌製造された。さらにノールウェー国鉄にE118型として22輌、フィンランド国鉄にSr2型として46輌、香港九広鉄路にも2輌が導入された。
上述の記録が示す通りRe460型 ELは正にスイスの誇る名機と言える機関車であるが、本稿登場のRe465型 ELはこの名機Re460 ELを更に高性能化したものである。SBBが10輌、BLSが8輌製造したが、その後18輌全機がBLS籍となり勾配と急カーブの多いBLS本線で本領を発揮して活躍している。
ＥＬ実機に関する記述が長くなってしまったが、Re465 ELモデルはRoco製のロングセラー機。当社レイアウトでも快調に走行している。
掲載している15枚のスチールの最後のもの(15枚目)はBLS本線ゴッペンシュタイン駅(Goppenstein) ---- レッチュベルクトンネル南側出口の駅 ---- にて列車フエリー乗車待ちの時にBLS本線上を高速通過するInter City牽引機Re465 ELを撮影したものである。手前の4/4ELはCar Train Push Pull牽引用機関車である。咄嗟の撮影で不鮮明な画像になってしまって申し訳ない。

15枚のスチール

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