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右回り走行 (1) (2) (3)   左回り走行 (1) (2) (3)

[一口メモ]
今回N Gauge World Movieに登場するのは営団地下鉄〈丸ノ内線開通50周年記念号〉6輌編成である。
〈N〉車輌Movie地下鉄車輌が登場することは、想定されていなかったが、この地下鉄〈丸ノ内線開通50周年記念号〉が小生の楽しみも苦しみも一杯詰まった「学生時代」の思い出の中の一コマを占める車輌であったので、今回の例外処置となってしまった。
小生が「本郷」の東大工学部に通学いていたのは1953年(S/28)4月~1955年(S/30)3月の2年間であったが、この期間のほぼ中間点といえる1954年(S/29)1月20に丸ノ内線が開通したのである。
戦前から開業していた銀座線(渋谷~浅草)に次いで東京では2番目(戦後最初)の地下鉄開通(池袋~御茶ノ水)ということで、赤い車体『サインカーブを施した白帯』をまとった新デザイン300型話題性とともに、開通当初の沿線の賑わいは大変なものであった。
今回の丸ノ内線開通区間の終点「御茶ノ水駅」の一駅手前が「本郷三丁目駅」であったが、この駅が「赤門」の近くにできたのである。当時小生は通学に御茶ノ水~東大付属病院間の都営バス通学定期券を使用していたがこれを使用せず新開通丸ノ内線試乗のため何度か「本郷三丁目」駅に出かけた記憶も残っている。
次に丸ノ内線開通50周年記念号について記す。丸ノ内線(池袋~御茶ノ水間)開通50周年のイベントに合わせ、丸ノ内線02系1編成に開通当時の300型を模した赤い塗色のラッピングが施された。
この開通50周年記念号はイベント当日臨時列車として運用され、その翌日から通常のダイヤに組み込まれ、その運用は営団地下鉄丸ノ内線が民営化東京メトロに生まれ変わる直前の2004年3月31日まで続けられた。
今回のMovieも地上走行シーンのみであるが、実際の丸ノ内線にも2.2kmの地上線があり、地上駅舎もあるので、この点は黙認していただこう。走行ルートはプラットホームを発車した列車がダブルクロスを2度通過して合計Endlessを3周して再び発車ホームに帰着する「変形8の字走行」ルートである。


5枚のスチール











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