「第13回」 UP Yellow 集合 !!
旅客列車黄金時代 UP (Union Pacific) は全米各地の主要都市へ向かう、流線型ディーゼル機関車牽引の特急列車…"City of Denver"のように行き先都市名を冠した特急列車…を運転していた。
これら City 号特急はすべて、機関車も客車もボデイは Yellow、屋根と床下は
Gray、赤の文字と線の統一塗装が施されていた。特急列車としての姿の良さ美しさはピカイチ。ファンも多い。
この UP Yellow (この言葉が正式に通用するかどうかは知らないが・・・)は UP のシンボルカラーとなり、現代の貨物用機関車にも踏襲されている。
機関車のみ |
客車を含む |
BUISNESS Car が入る | 再び機関車のみ |
「第14回」 EMD "E シリーズ"集合 !!
今回はアメリカン・ディーゼルのスターEMD の"E シリーズ"に集合願う。
この"E シリーズ"はアメリカの有名特急列車のすべてを牽引した事があるというエリート機関車で、1937年からモデルチエンジを重ねながら15年間に1200輌以上製造された。
[補足説明]
EMD
Electro Motive Division の略
GM (General Motors) の DL 製造部門を示す。
アメリカ のDL はすべて電気式・・・日本は逆に機械式が主流で電気式は少数派・・・従ってアメリカDLの
正式呼び名は Diesel Electric Locomotive。EMD の E が Electro を示す理由もこれで納得。
ノーズの形
E 3〜E 6 は前部が傾斜した長いボンネットでこれをスランテッド・ノーズと呼ぶ。
E 7 以後は前部がほぼ垂直に立った短いボンネットでブルドック・ノーズと呼ばれる。
貨車牽引用の"F シリーズ"がブルドック・ノーズなので E 7 以後デザインをブルドック・ノーズに統一して量産効果を狙ったと見られる。
重連スタイル
アメリカでは重連運転が一般的であるが、すべての機関車にCAB (運転室)をつけるのは無駄である。そこで
CAB 有りをAユニット、CAB 無しを B ユニットと呼ぶ。
Aユニット同士重連にする場合、写真のAOE や NYC のように背中合わせにするのが一般的であるが、SP
の例のように Aユニットをすべて前向きに繋ぐ場合がある。サーカスの象のパレードに似ているので Elephant Style と呼ばれて人気がある。
上段より | E8(A+A) AOE (American Orient Exp 塗装) E8(A+A) NYC (20th Exp 塗装) E8(A+A)+E7A SP(Daylight 塗装)Elephant Styl E6(A+B) UP(Yellow 塗装) |
「第15回」 Push Pull Train 集合 !!
ヨーロッパの鉄道の駅は、終着駅でなくとも終着駅スタイル(櫛形プラットホーム)が多い。到着した列車を発車させようとすると従来の牽引式列車(Pull
方式)だと機関車を今までの最後尾に付け替える必要がある。
この手間をなくす為、機関車と反対の最後尾の客車の端面に運転室をもうけ…但し、動力は持たない…最後部の機関車に押してもらって(push)走れるようにした列車を Push Pull Train と呼ぶ。
この Push Pull Train に集まってもらった。果たせるかな集まったのはヨーロッパの車輌ばかりである。牽引する機関車がほぼ決まっている為か制御客車の面構えも機関車のそれを類推させる優れたデザイン、塗装に感心する。それにしてもヨーロッパの車輌もまたカラフルで美しい。
列車の所属国は上段より スイス、ドイツ、スイス、フランス、ドイツ |
「第16回」 Double Decker Train 集合 !!
2階建て、又は一見2階建てのように見える実車は Doubie Decker の他、Bi-Level
Coach、FullDome Car、Hi-Level Car等色々呼び名があるが、ここではすべてまとめて Double Decker Train として集まってもらった。
そのルーツは、
輸送効率向上の為の単位車輌当たり定員数の増加の2つがあるようだ。勿論1.2を兼ねた客車もあるようだ。どの列車が、どれに属するのかの判断は各位におまかせする。
列車の所属国は 上段よりアメリカ(ALASKA)、中国、スイス、ドイツ、アメリカ(Amtrak) |
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