「第20回」 Bachmann On30 集合 !! - Narrow Gauge 車輌集合 -
今回はOn 30 という Oナローの車輌達に集合願った。
Bachmann 社のオリジナルといえる規格で「O (オー)」はO Scale つまり1/48 国際標準スケール次の「n」はNarrow つまり狭軌であること、「30」は実車のレール間隔が30インチ(762o)であることを示している。
762oの1/48は約16oになるので、模型では16.5oとして、HOゲージ(16.5o)レール上を走れるようにしたものである。
この車輌の特徴は確たるプロトタイプが無い事、つまり現在の日本型の多くでセールスポイントとなっている「○○形式の○○号機の○○時代を忠実に模型化しました。」(当社ではこうした特定化モデルに興味はない)といったものでなく鉄道車輌をイメージでとらえ、しかも実感的な運転を楽しむのにピッタリの模型である。
[その1] 2002年末 集合写真 |
上段より 2-6-0 SL 牽引のダブルルーフ客車列車3本("Enpire Builder Color"の Great Northern、"christmass Color"のWonderland Express - 架空鉄道 -、Denver & Rio Grande Western) 、PRR の貨物列車、Porter 社製 SaddleTank ×2他 |
[その2] 2003年度増備車輌
ナローの主な舞台は森林鉄道や鉱山鉄道などのショートライン。
そして、この舞台の主役は何といっても SHAY 。急カーブや路盤の悪い所でも大活躍。
そこで当社の2003年度 narrow 増備車輌としてPOCAHONTAS LUMBER CO.とMIDWESTQUARRY
&MINING CO.の2Truck Shay 2編成が入籍した。
POCAHONTAS LUMBER CO.とMIDWEST QUARRY & MINING CO.が実在会社名なのか架空会社名なのか知らないが、そのことは運転を楽しむ障害にはならない。
「第21回」 UP Gray 集合 !!
「第13回」で UP Yellow の集合写真をお目にかけたが、UP にはもう一つ Gray 塗装があった。
両者を対比すると次のようになる。
Yellow : 流線形 DL が牽引・・・・・・各都市へ・・・・・・City 特急
Gray : 旅客列車専用 SL が牽引・・・・・Overland ルート・・・・・・Overland 特急
なおOverland ルートとは1869年に全通した最も古い大陸横断鉄道ルートのことで、このルートを走るOverland
特急の客車には"Overland 塗色"と呼ばれる2tone Gray 塗装が施されていた。そして、その牽引蒸気機関車にも一時期これと同系統の2tone
Gray に塗装されていた。それでは"Overland 特急"をしのばせるUP
Gray 車輌の集団をおめにかけることにする。
「第13回」UP Yellow 集合と「第21回」UP Gray 集合の総括としてGray とYellow
の同席写真を掲載する。
Gray : 4-8-4 FEF 3 843 牽引 Heavy Weight Double Roof 客車
Yellow : EMD E6(A+B) 987 牽引 Streamline 客車
最後に拡大写真で、Overland 塗装のオープンデッキ展望車"NOB HILL"やYellow 塗装の食堂車"CITY OF LOSANGEIS"、Vista Dome 展望車"CHALLEN GER"を眺めて、アメリカの旅客列車黄金期の豪華な旅を思い浮かべながら「第21回」を終ることにする。
TOPへ | 保有車輌紹介 | 第2の部屋 | 6ページ | 8ページ |