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[一口メモ]
ドイツ国鉄05型蒸気機関車3部作(形状の異なる3台が順次顔を見せる)のトップバッターとして001が登場する。ドイツ鉄道開業100周年にあたる1935年、流線形蒸気機関車2輌05 001と002が新製された。(流線形への改造でなく、新製される例は珍しい)
この2輌は1936年早速ベルリン〜ハンブルク間286qを2時間25分で結ぶ特急列車の牽引に起用され、この時の営業表定速度118.3q/hは、蒸気機関車牽引列車としては、古今東西永遠に破られる事のない世界最高速度記録と言われている。
第2部で述べる予定になっているが、同じ1936年には弟分の002号機が蒸気機関車としては、史上初めて200q/h走行を記録、ドイツ鉄道技術水準の高さを世界に知らしめる事となった。
更に同じ1936年はベルリンオリンピックも開催され、この頃が第2次大戦前のドイツが一番輝いていた時代でも有った。
05型は2年遅れて1937年に製造された003号機も含めて第2次大戦中に流線形カバーが撤去されたが、大戦後もDB所属機となり普通スタイルSLとして、1958年まで急行列車を牽引して活躍した。
その後2輌は解体されたが、05 001号機は流線形カバーが復元され、ニユルンベルクの交通博物館に静態保存されている。
Modelの方は’08年購入のLiliput製Museum Loco、実機が1935年ボルジッヒ工場からDRGに納入された時の色が「レンガ色」と記されているから、多分Museum Locoと同系統の色合いではなかったかと思っている。
05型の速度記録達成記念デモ走行列車の客車4輌は全て食堂車という豪華編成である。但しこの食堂車4輌編成は第2部、第3部とも全てが同一のものである。(05型の3種の異なった形状披露が3部作の狙いのため)
9枚のスチール写真