・・ 表 参 道 ・・ | |||||
NO | 種 名 | NO | 種 名 | ||
1 | 黒 松 | 17 | 御門樹 | ||
2 | 赤 松 | 18 | 春 蘭 | ||
3 | 楠 | 19 | ミミズバイ・トクラベ | ||
4 | イロハ紅葉 | 20 | バリバリノ木 | ||
5 | オガタマ | 21 | タラヨウ | ||
6 | 榎 | 96 | 隠レミノ | ||
7 | ヒイラギ南天 | 101 | 檜葉ヤドリギ | ||
8 | 万 両 | 109 | ウバメ樫 | ||
9 | 常盤マンサク | 110 | 裏白樫 | ||
10 | ツツジ | 113 | カナメモチ | ||
11 | サツキ | 114 | 鼠モチ | ||
12 | ドウダンツツジ | 115 | 吸カズラ | ||
13 | エゴノキ | * | 唐オガタマ | ||
14 | ツブラジイ | * | ドングリノ仲間 | ||
15 | 犬ツゲ | * | 一両〜万両まで | ||
16 | アシビ | 追加 | トサミズキ・ミツバツツジ | ||
追加 | シャリンバイ |
矢印が 翼を持った種 |
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黒松の 松ぽっくり |
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1.黒 松 2022.05.25 大正天皇お手植えの松 雌雄同株 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
クロマツ | マ ツ | 4〜5 | 束 生 | 常緑高木 |
追加 三葉躑躅 2022.05.21 (黒松近く) |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ミツバツツジ | ツツジ | 3〜5 | 3枚輪生 | 落葉広葉低木 |
ミツバツツジにはトウゴクミツバツツジ、セイゴクミツバツツジ、トサノミツバツツジ、コバノミツバツツジ、キヨスミミツバツツジ、オンツツジ等々沢山種類があり外宮のものがどれに当たるのか?オンツツジではと言われる方もあります。 |
追加 土佐水木 2022.05.21 (黒松近く) |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
トサミズキ | マンサク | 3〜4 | 互生 | 落葉低木 |
松ぽっくり 黒松 赤松(やや小ぶり) |
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2.赤 松 2005.09.03 雌雄同株 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
アカマツ | マ ツ | 4〜5 | 束 生 | 常緑高木 |
清盛楠 2005.10.01 |
樹齢約800年、樹高10m、直径3m |
外宮表参道の表参道火除け橋を渡りますと直ぐ右手にあります。平清盛が勅使として参拝した時、冠に楠の枝が当った為、その枝を切らせたとの伝説から清盛楠と呼ばれておりますが、落雷により幹は2つに裂け太い幹も朽ちて洞になり痛々しい感じがします。 |
2006.05.11 2005.10.01 |
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3.楠 2005.09.03 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
・キヨモリノクス ・クスノキ |
クスノキ | 5〜6 | 互 生 | 常緑高木 |
葉や幹から樟脳のにおいがします。渡り鳥のムク鳥でしょうか、楠の実が大好きなようで30〜50羽で電線に止まっては大量のフンを落としていきますが、これが楠の種で掃いていても樟脳のにおいが結構強くします。 |
2005.04.23 | 2008.11.30 | |
4.いろは紅葉 雌雄同株 |
雄花 |
雌花 |
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花 2009.04.10 雄花と雌花が1本の同じ軸につきます。 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
イロハモミジ | カエデ | 4〜5 | 対 生 | 常緑高木 |
もみじ(紅葉)とは木の葉が晩秋に黄色や赤い色に変ること。赤くなった(カエデ)の木の葉。カエデの異称と国語辞典にありますが難しい事はさておき「モミジ」といえばこのイロハモミジを指すようです。 |
月夜見宮 2015.11.03 |
月夜見宮、鳥居東側にあるオガタマの木は日当たりがよいので綺麗な実を一杯つけております。この実はカラスやヒヨドリ、メジロ、ヤマガラの好物のようです。カラスやヒヨドリに至っては小枝を喰いちぎって遊んでいるのか実の付いた小枝を落としてよこします。 |
5.招 霊 2014.04.01 両性花あり (御正殿前) |
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2006.03.26 |
2006.11.13 | 2011.11.17 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
オガタマ | モクレン | 3〜4 | 互 生 | 常緑高木 |
宇鈿女命(うづめのみこと) 須佐之男命の悪さに腹を立てた天照大神は天岩戸に隠れてしまわれ辺りは暗闇になり人々は困りはてました。力を合わせて岩戸を開けようとしてもびくとも動きません。そこで宇鈿女命が「おがたま」を手に岩戸の前で皆を集め歌い踊りはじめました。その楽しそうな様子を見ようと天照大神が岩戸を少し開けられた時、手力男命により岩戸がこじ開けられ光が戻りました。宇鈿女命は芸事の守神として伊勢古市(長峰神社)に祭られています。 − 伊勢昔話より − 宇鈿女命は「つるまさき」を頭にかぶり、「ひかげのかずら」をたすきにかけ手には「笹の葉」を持って・・・舞ったとも言われますが・・・。 外宮北御門から西へ約5分の坂社(八日市場町・市立図書館前)には唐オガタマがあり花は甘い香りがします。また北御門口(第2駐車場)には台湾オガタマが あります。 |
北御門 第2駐車場には台湾オガタマがあります。 |
*.唐招霊(カラタネオガタマ) 2024.04.18 坂社(伊勢市八日市場町) |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
トウオガタマ | モクレン | 5〜6 | 互 生 | 常緑小高木 |
雄花 2010.05..12 | 両性花 2010.05.12 | 2007.05.18 | 2009.10.24 | ||
6.榎 雌雄雑居性 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
エノキ | ニ レ | 4〜5 | 互 生 | 落葉大高木 |
橙色に熟した実は甘く食べられる。 両性花とはおしべとめしべの両方を持つ花のこと。おばな、めばなと分かれているものは単性花という。 |
7..ヒイラギ南天 2014.03.27 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ヒイラギナンテン | メ ギ | 3〜4 | 対 生 | 常緑低木 |
2006.07.18 | 2006.03.15 | |
8.万 両 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
マンリョウ | ヤブコウジ | 7〜8 | 互生 | 常緑小低木 |
一両(蟻通し) | 十両(藪柑子) | 百両(唐 橘) | 千両 | 万両 | ジュジュネノキ | 蔓柑子 | ||||||
多賀宮の側 2014.03.22 |
ジュジュネノキについては間違っているかもしれません。多賀宮脇の一角に花や実は同じようで葉がうんと小さいひと塊、40〜50株があります。棘がうわ向きが蟻通し、横向きがジュジュネノキと教えてもらったのですが。 |
9.常磐満作 2007.04.22 |
2008.04.22 H.W先生撮影 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
トキワマンサク | マンサク | 4〜5 | 互 生 | 常緑小高木 |
マンサクは早春に花を付けますが、常盤満作の花は4〜5月。自生地が限られ静岡県湖西市、熊本県荒尾市、そして三重県伊勢市の神宮と言われながら外宮には1本あるのみです。 |
10.躑 躅 2014.04.28 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ツツジ | ツツジ | 4〜5 | 互 生 | 常緑低木 |
−−−本来はサツキやシャクナゲも含めてツツジといわれている。−−− |
11.サツキ(皐)ツツジ科 2006.06.10 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
サツキ | ツツジ | 5〜6 | 互 生 | 常緑低木 |
ツツジより遅く5月頃咲くところからサツキ。花、葉ともツツジより小さい。 |
2005.04.23 | 2009.03.31 | |
12.満天星躑躅 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ドウダンツツジ | ツツジ | 4〜5 | 互 生 | 落葉低木 |
2009.05.04 | 2009.05.14 | 2006.08.06 | ||
13.売子の木 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
エゴノキ | エゴノキ | 5〜6 | 互 生 | 落葉小高木 |
白い綺麗な花をつけるエゴノキは材も白く割れにくいので、こけし人形に使われる。果皮にサポニン(有毒)を含みえぐみのある所からの命名。サポニンを含むので石鹸として利用「石鹸の木」ともいう。エゴノキ=「」と書いてある図鑑もあります。 |
追加 車輪梅 2022.05.21 エゴノキ近く |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
シャリンバイ | バラ | 4〜6 | 互 生 | 落葉低木 |
2005.10.13 | 2009.09.24 | ||||
14.円 椎 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 | ||||
ツブラジイ |
ブ ナ | 5〜6 | 互 生 | 常緑高木 |
ツブラ椎とスダ椎との見分け方ですが、スダ椎の方が細身で幹が粗いといったところでしょうか? |
2005.10.09 | 2006.05.25 | |
15.犬柘植 雌雄異株 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
イヌツゲ | モチノキ | 6〜7 | 互 生 | 常緑小高木 |
柘植の葉は対生。犬柘植は互生。「犬」と名が付くものは材が粗く役立たずと言われます。 |
2005.10.25 | 2024.03.14 | |
16.馬酔木 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
アシビ | ツツジ | 3〜4 | 互生 | 常緑低木 |
アシビには有毒成分があり、葉を食べた馬が酔ったようになる所から、この名前が付けられた。 |
2009.04.08 | 2006.04.19 | 2009.05.04 |
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17.五毛樹・御門樹 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ゴモンジュ | スイカズラ | 3〜4 | 対 生 | 常緑低木 |
側に立つと良い香りがします。御門樹ともいわれる。小さい花で目立たず素通りしてしまいますが場所は表参道火除橋の直ぐたもとです。 |
2020.02.27 | 2009.05.01 |
18.シュンラン(春蘭) ラン科 2011.04.12 |
ゴモジュの蕾が大きく膨らみ始めましたので近寄ってみましたら、春蘭も咲いておりました。 |
19.蚯蚓灰 神宮では「トクラベ」と呼ばれている 2022.03.20 |
2021.02.07 | 2009.07.16 | 2008.09.02 | 2022.03.20 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 | ||||
ミミズバイ | ハイノキ | 7〜8 | 互 生 | 常緑高木 | ミミズバイ | アカメガシワ |
「アカメカシワ」や「トクラベ」は神様にお供えする時の敷物に使われます。 日別朝夕大饌祭では御飯、御塩、御水、乾鰹、海草、野菜、果物、清酒などがお供えされる。御飯ならば土器(4寸−カワラケ)にトクベラの葉を2枚敷いてこんもり盛られ、野菜類には1枚、水気の多い魚肉などには何枚も敷きつめる。また神嘗祭と六月の月次祭に限りアカメカシワの葉を用いる。伊勢海老、鮎、御餅、大根、柿など海川山野の30品目、白酒、黒酒、醴酒、清酒がお供えされる。花が咲いて実になるのは翌年の秋から冬にかけてです。 参考文献・伊勢神宮の衣食住 矢野 謙一 |
2006.04.19 | 2011.08.07 | |||
20.バリバリノ木 雌雄異株 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
バリバリノキ | クスノキ | 7〜8 | 互 生 | 常緑高木 |
バリバリと妙な名前が付いているのは、「風で葉が擦れ合った時にバリバリと音がするから」と聞きました。新宮市・浮島の森では「燃やす時バリバリというから・・・」と色々の説があるようです。外宮にはバリバリノキは何本もありますが花(7〜8月)を付けるのは一の鳥居近くのもの位、しかも高い木のためうまく花を撮る事が出来ず終いです。浮島の森でその事を話しましたら後日管理事務所の方が写真を送って下さいました。 |
新宮市・浮島の森 2011.07.28 管理事務所提供 |
2005.09.13 | 2006.12.20 勾玉池 | |
21.多羅葉 雌雄異株 |
葉書として | 雄花 2006.05.07 | 雌株は勾玉池 2009.05.13 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
タラヨウ | モチノキ | 5〜6 | 互 生 | 常緑高木 |
葉裏に字が書けます。葉書として郵便局でも受付けてくれます。但し、大きさにより定形外扱いに。伊勢市から東京の孫へ郵送したものは葉裏が黒ずみ「字」が殆ど読めなかったそうです。 |
2007.09.09 | 2005.10.25 | |
96.隠 蓑 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
カクレミノ | ウコギ | 7〜8 | 互 生 | 常緑小高木 |
写真でお分かり頂けると思いますが、切れ目のない葉、3っつに裂けているものなどあります。3っつの裂けた葉の形は身に付ける蓑に似ているところから命名。 |
101.檜葉宿木 2005.11.04 | 2014.03.22 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ヒノキバヤドリギ | ヤドリギ |
古札納所後ろの姫榊に檜葉宿木が沢山ついております。と書いた数日後カメラを持って出掛けましたら手近な所はきれいさっぱり無いっ!高い所に残るばかりでした。榊、椿、木犀、モチノ木等にも寄生。2014.03.22 |
109.姥目樫 2005.10.25 雌雄同株 | 雄花 2020.04.09 | 2020.04.09 |
2020.04.23 | 2020.05.14 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ウバメガシ | ブ ナ | 4〜5 | 互 生 | 常緑中高木 |
ウバメ樫は垣根に利用される。堅いこの木を炭にしたものが備長炭。 |
ドングリとはブナ科の中のコナラ属、シイ属、マテバシイ属の総称で日本に19種類ある。常緑樹、落葉樹、1年もの、2年ものの主だったドングリを表にしました。 1年・・春に花が咲き秋に実をつけます。2年・・春に花が咲き翌年の秋に実をつけます。堅い実・・堅果、受け皿のようなもの・・殻斗。 |
常緑樹 | 落葉樹 | |||||||||
1年 | 2年 | 1年 | 2年 | |||||||
アラカシ コナラ属 (第1駐車場) |
マテバシイ マテバシイ属 (勾玉池) |
コナラ コナラ属 |
アベマキ コナラ属 (第2駐車場) |
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イチイガシ コナラ属 (多賀宮) |
ウバメガシ コナラ属 (表参道) |
クヌギ コナラ属 |
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シラカシ コナラ属 (第1駐車場) |
アカガシ コナラ属 (勾玉池) |
カシワ コナラ属 |
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ウラジロガシ コナラ属 |
シリブカガシ マテバシイ属 |
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ツブラジイ シイ属 (14.表参道) |
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スダジイ シイ属 (勾玉池駐車場) |
110.裏白樫 2015.11.03 雌雄同株 |
2014.03.22 雌雄同株 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ウラジロガシ | ブ ナ | 5 | 互 生 | 常緑高木 |
裏白樫の殻斗には7つの輪ができている・・・・・見分け方の一つです。 |
2009.04.08 | 2005.05.24 | 2005.12.10 | ||
113..要 黐 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
カナメモチ | バ ラ | 5〜6 | 互 生 | 常緑高木 |
新芽が赤く綺麗な木は「アカメモチ」ともいわれ生垣としてお馴染み。 |
2009.06.04 | 2005.09.17 | |
114.鼠 黐 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ネズミモチ | モクセイ | 6 | 対 生 | 常緑小高木 |
実の形が鼠の糞そっくりで、この名前です。 |
2006.05.24 | どちらも吸葛の葉 2009.04.08 | 2008.05.07 月夜見宮 | |||
21.吸 葛 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
スイカズラ | スイカズラ | 5〜7 | 対 生 | 半常緑つる |
花には甘い蜜があり蕾は漢方薬としても利用される。咲き始の白い花が次第に黄色に変わっていく所から「金銀花」、冬は葉の色を赤紫に変え寒さに耐えているので「忍冬(にんどう)」とも呼ばれる。また葉の形が色々変りその様子を詳しく説明されているHPがあります。 植物生態研究室(波田研) |
外宮参道の 植物 |
外宮々域図0 50音別索引 |
御正殿周辺 (御正殿から北御門) |
多賀宮周辺 (亀石から多賀宮) |
北御門口周辺(1) (第1、2駐車場含む) |
(2) | 勾玉池周辺(1) (バス駐車場含む) |
(2) | ||||||||
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