今日は一日、「笑智号」の参拝日です。深々とお辞儀をし堂に入ったものです。2014.04.01 |
・・ 御 正 殿 周 辺 ・・ | |||||
NO | 種 名 | NO | 種 名 | ||
22 | 常盤シダ | 32 | センダン | ||
23 | 松葉ラン | 33 | リンボク | ||
24 | 豆ズタ | 45 | 山ビワ | ||
25 | 杉 | 3 |
楠 | ||
26 | 榊 | 19 | ミミズバイ・トクラベ | ||
27 | 姫 榊 | 95 | 檜 | ||
28 | トベラ | 96 | 隠レミノ | ||
29 | 青 木 | 111 | さくら(1) | ||
30 | ユズリ葉 | 112 | 赤目かしわ | ||
31 | 白 樫 |
御正殿前のオガタマ 2014.04.01 |
御正殿前のオガタマ 2019.03.28 |
22.松葉蘭 2006.09.10 | 23.常盤羊歯 2006.09.10 |
24.豆 蔦 2005.09.07 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
マツバラン | マ ツバラン | |||
トキワシダ | チャセンシダ | |||
マメズタ | ウラボシ |
何れもお札所の前にある大きな楠に着生しております。他の楠にもヘラ羊歯や南天など色々なものが居候を決めております。 |
25.神宮杉 雌雄同株 三重県の木 2005.09.13 | 2014.04.01 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ジングウスギ スギ |
ス ギ | 3〜4 | 互 生 | 常緑高木 |
神宮スギはスギの中から特質のある形質のものを母樹として育てている。そんな別格の杉ですが、御正殿の前の杉のくぼみでスミレが咲いております。楠の幹のコブには色々な草木が居候してますが、杉にスミレとは珍しい取り合せ!粋な杉です。 |
26.榊 2005.09.13 | (花) 2007.06.26 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
サカキ |
ツバキ | 6〜7 | 互 生 | 常緑小高木 |
鳥居などに飾られた「お飾り榊」 2011.04.21 |
榊には強い生命力があるところから「栄える木」。榊の語源といわれる。榊を飾る事で聖域を示す。正殿の玉垣や御門、鳥居など垂をつけた「お飾り榊」が飾られております。外宮でガイドを務められる方の話では榊は祭典前日と正宮の大床御掃除を奉仕する日など年43回、夏季は4日、冬は約10日目ごとに替える。両宮、別宮合わせて1回400本以上用いられ、年間2万本におよぶとか。神宮林の他に宮川畔の佐八に苗圃があり榊は育生されている。 |
2006.03.15 | 参考写真 | ||||||
27.姫 榊(非 榊) 雌雄異株、両性花あり | 実 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ヒサカキ |
ツバキ | 3〜4 | 互 生 | 常緑小高木 |
両性花? | 雄花 | 雌花 | ||||
2011.04.14 |
榊に似ているが葉の艶なども劣り榊に非ず、非榊。園芸店のラベルには「姫」の字が使われており、私は榊の小ぶりのものと思い込み買いました。榊の代用といったところでしょうか。 濃い紅色の花をつけた姫榊をみつけました。姫榊には独特の臭気があると言う事なのであちこちの花を嗅いだり覗いておりましたら3種類の花がありました。臭いはガス臭? |
2006.05.11 | 2005.09.07 | 2009.01.19 | ||
28.扉の木 雌雄異株 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
トベラ |
トベラ | 4〜6 | 互 生 | 常緑小高木 |
扉の木とも言われ、葉や枝に悪臭がある為、節分の日に扉に挟み鬼除けにする地方もあるようです。伊勢では「ひいらぎ」を使いますが葉を燃やした時大きな音がするので脅しになるともいわれます。実際に葉や枝を折ってもそれ程嫌な臭いはしないようですが幹や根は悪臭があるのでしょうか。「トベラが有ると鶯がくる」と聞きます。 |
雄花 2010.03.28 | 雌花 2010.03.28 |
29.青木 2006.03.15 雌雄異株 | 2014.03.23 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
アオキ |
ミズキ | 3〜5 | 対 生 | 常緑低木 |
一年を通じて青々としている所から「アオキ」と命名された日本原産のこの木は北海道南部から沖縄まで分布し日陰であってもよく育つ為、庭木や公園などに多く利用されております。花は3〜5月、実は11月頃から翌年の5月頃までついております。苦味のある葉は奈良吉野で売られている胃腸薬「陀羅尼助」にも配合されているようです。御遷宮(H25.10)に合わせでしょうか参道には榊、姫榊、青木、トベラ、隠れミノ、ユズリ葉など1m前後の若木が沢山植えられました。 |
30.譲り葉 2009.04.08 雌雄異株 | 花 2009.04.19 |
実 2009.04.30 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ユズリハ |
ユズリハ | 4〜5 | 互 生 | 常緑高木 |
伊勢では注連縄を玄関に1年中飾ります |
ゆずりはは新葉が出てから旧い葉が落ちる。新旧が絶える事無く続くので縁起の良い木といわれます。伊勢、志摩地方では注連縄に「笑門」「千客萬来」「蘇民将来子孫家門」などの門符をつけ1年中飾ります。橙(実が中々落ちない)、あしび(悪除け)、ゆずりは(新旧葉の交代、譲る)、裏白(裏で暗い事がないよう)、ひいらぎ(悪除け)がさしてあります。12月下旬に取替えたものは新年の15日或いは節分に氏神さまで燃やされます。 |
2009.09.20 | 200904.27 | |
31.白 樫 雌雄同株 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
シラカシ |
ブ ナ | 5 | 互 生 | 常緑高木 |
街路樹としても植えられている、お馴染のドングリです。ドングリの仲間 |
32.栴 檀 2008.05.22 |
2017.01.03 栴檀の実ですが、1.5〜2cm位の実の核はお数珠にも使われていたようです。ムクドリやヒヨドリの好物の実もサポニンが多く含まれており人や犬には毒。先ず人が食べる事は有りますまいが。 |
「休暇村 近江八幡」琵琶湖々岸 2015.06.01 |
外宮にある45本のセンダンの木はどれも高木で、小さい薄紫の花が寄集まっているように見えます。「休暇村 近江八幡」の琵琶湖々岸で行合ったセンダンの木は高低のものが8本有り、花も華やかなものでした。 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
センダン |
センダン | 5〜6 | 互 生 | 常緑高木 |
楝色(樗色) | 橘 | 卯ノ花 |
センダンは古くはオウチ(楝)、センダマ(千珠)とも呼ばれている。材は建築材や器具類に、果実は薬用、実の核は数珠、樹皮は駆虫剤と様々に利用されます。 作詞・佐々木信綱、作曲・小山作之助「夏は来ぬ」の歌詞にある (1)卯(う)の花の匂う垣根に・・・・・(3)橘の薫る軒端の・・・・・(4)楝(おうち)散る川辺の宿の・・・楝はセンダンのこと。「せんだんは双葉より芳し」と言うせんだんは白檀の別名で写真の栴檀とは違います。この栴檀は香りも殆どありません。 |
跡見学園女子大学HPより | 宮城教育大学HPより | |
参考写真 ビャクダン(白 檀) |
33. 2009.08.30 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
リンボク |
バ ラ | 9〜10 | 互 生 | 常緑小高木 |
リンボクは御正殿前の御池南側にセンダンと並んでありますが、立ち入れない所です。内宮御札所前参道脇に2m位の木があり9月下旬ひっそりと咲いております。柊樫、樫桜ともいう。 |
2005.10.25 | 2014.03.23 | 2007.05.18 | ||
45.山枇杷 |
(1)伊勢神宮の 衣食住 矢野憲一著 |
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度会国御神社横 2009.05.14 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ヤマビワ |
アワブキ科 | 5 | 互 生 | 常緑小高木 |
ヤマビワは神宮で火を起す時、上(1)の写真のように檜板と摩擦して火をつける棒として用いられる。御厩近くの大津、度会国御神社へ通ずる参道に見事なヤマビワの大木があります。 |
2005.10.22 | 2006.05.24 | |
95.檜 雌雄同株 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
ヒノキ |
ヒノキ | 4 | 対 生 | 常緑高木 |
ヒノキには独特のつやと香りがありますがサワラにはない。アスナロの葉はヒノキ、サワラに較べ一回り大きい。勾玉池梅林に有ったアスナロはせんぐう館建設時に伐採?移植?されました。 |
111.さくら 2014.04.01 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
サクラ |
バ ラ | 4 | 互 生 | 落葉高木 |
これは山桜の1種でしょうか?艶々したうぐいす色の若葉と花が一緒で、穏やかな雰囲気です。 |
112.赤目槲 2007.06.26 雌雄異株 | 2021.06.03 |
2021.06.02 | 2021.06.09 | 2021.06.02 | 2021.06.09 | 2009.08.25 | ||||
雄 花 | 雌 花 |
名 前 | 科 名 | 花期 (月) | 葉の付き方 | 生活型 |
アカメカシワ |
ドウダイクサ | 7 | 互 生 | 常緑高木 |
神様には1日2回の食事(日別朝夕大饌)が用意されます。かわらけ(土器)に御飯、野菜、魚など盛る時は左写真のミミズバイ(トクラベ)の葉を敷きます。アカメカシワは 6月、12月、神嘗祭に限り敷物として使われます。 |
常典御饌 御飯三盛 御塩 御水 乾鰹 鯛(夏はカマス、アジ、スルメ等の干物) 海藻 野菜 果物 清酒三献 |
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日別朝夕大御饌 別冊太陽 伊勢神宮より |
6、12月の月次祭と神嘗祭は三節祭と称され上記約30品目の御饌となる。 伊勢神宮の衣食住・矢野 憲一、 別冊太陽 伊勢神宮より |
外宮参道の 植物 |
外宮々域図0 50音別索引 |
表参道周辺 (表参道から神楽殿) |
多賀宮周辺 (亀石から多賀宮) |
北御門口周辺(1) (第1、2駐車場含む) |
(2) | 勾玉池周辺(1) (バス駐車場含む) |
(2) | ||||||||
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