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[一口メモ]
第3部
に登場するのは05 003ドイツ版キャブフォァワードである。「キャブフォァワード」と言えば、アメリカSP(Southern Pacific)4-8-8-2が有名である。(2・1参照)
しかし同じ「キャブフォァワード」でも、両者の間には幾つかの違いが見出せる。それを挙げてみよう。まずその狙いであるが、SP4-8-8-2の「トンネルの多い路線で乗務員を煙害から守る」に対し、流線形05 003の場合「高速運転にそなえ蒸気機関車の前方視界を改善する」ことにあった。
次に外形の違いを見ると、4-8-8-2の場合、形状は蒸気機関車そのものであるが、05 003は全体を流線形カバーで完全に覆っているので、一見ディーゼル機関車のようにみえる。
その評価は、その製造輌数をみれば明らかである。SP4-8-8-2200輌以上製造され、ジュラ山脈越えで活躍、一方05 003は僅か1輌正に試作車である。
この様に大きな差異が生じたのは、「鉄道を取巻く環境の変化」の影響が大きい。第1の変化第2次大戦の勃発である。
戦時下では「保守点検に手間のカバーなど取り外し、1トンでも多くの石炭を、1人でも多くの兵員を輸送せよ」となるのが世界の鉄道に共通である。(蒸気機関車流線形カバーの受難)
平和な時代が到来し、さて中断していた高速高性能蒸機の開発に着手しようとしたら、今度は意外に早い「ディーゼル化、電化の波」の来襲である。(蒸気機関車の受難)蒸気機関車自体が消滅の危機にある時、蒸気機関車改善の試みは意味を持たない。身近な所では「幻の蒸機C63」の例がある。
若しこの2つの受難がなければ、ドイツ版キャブフォァワード05 003先進的な試みが、その後どのような経過をたどる事になったのだろうか。想像してみるのも一興である。
1937年05 003完成1939年第2次世界大戦勃発MOVIEはこの短い2年間に最も輝いていた05 003の祝賀列車デモ走行を想定している。
Modelの05 003は発売予告から3年、本年(2010年)8月に購入したLiliputの新鋭機である。カーブ走行時、流線形カバーとの干渉を避けるため、先台車の先輪従台車の後輪部分のカバーがメーカー出荷時には切取られているが、テストの結果当社レイアウトでは干渉の心配がないので、切欠きのないカバーとの交換を行った。Still写真にその対比を示す。


12枚のスチール写真


























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