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[一口メモ]
LKAB Dm3 900シリーズは1960年に誕生したスエーデンの鉱石運搬用の電気機関車。有名なキールナ鉱山(LKABはその所有会社名)から鉱石の積出港であるノルウエーのナルビクまで鉱石を運搬するのが、Dm3型の主要任務である。
３重連固定連結方式で出力7200KW、5200tを牽引する強力機で、連結器の破断事故続発でより強力なものに交換したという逸話が残されている。
50年間活躍し続けた本機も、数年前に新型後継機IORE型が出現しており、既に主役交代が始まっていることだろう。
一方ModelはROCOの2003年度目玉商品と言われていただけに、かなり高価であったと記憶している。
手にして先ず驚かされたのは850gというその重さである。HO Scaleでこの重量を越える機関車は当社にもそう多くはない。おまけに８軸ドライブときているから牽引力にとっては正に鬼に金棒であり、この点でPrototypeの名を穢す事はない。
ところがMovieで僅かの貨車しか牽引していないのは、この機関車に申し訳ない気もするが、ヨーロッパ型貨車は全数動員してこれだけである。何時の日か工夫して牽引力の限界を試してみたくなる機関車である。
9枚のスチール写真
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