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単独走行 S15・12(2)「一口メモ」へ戻る
[一口メモ]
MOVIE に登場済みのRhB「氷河急行」を兄とすれば「ベルニナ急行」は弟分に当る。知名度の点では兄に及ばないが、車窓の眺めは今では弟が勝っている。
その理由は、「氷河急行」の名前の由来となった美しい｢ローヌ氷河」が1982年の新フルカトンネルの開通によって見えなくなってしまったからである。（スイス国内でも氷河が見えないのに「氷河急行」もないだろうとの意見も多い）
この点「ベルニナ急行」では、アルブレダ、カンブレナ、パリューの三大氷河や氷河湖ラゴ・ビアンコが堪能できる。
それでは「RhB ベルニナ線」の特色や話題を箇条書きして本項を終わる。
- トンネルを通らずにアルプスを越える唯一の鉄道。（景観が悪かろう筈が無い）
- トロッコ列車運転。（景観を更に身近に）
- ラックレールを頼らず、粘着抵抗のみで高低差を克服。（トンネルの無い、鉄道模型のようなスパイラル線は有名）
- 牽引するのは機関車でなく強力な電車（ABe 4/4型)
- 途中のオスビッツ・ベルニナ駅は登山鉄道以外ではヨーロッパ最高の駅（標高2253m）
- 箱根登山鉄道と姉妹提携（ラックレールに頼らぬ点が共通）
7枚のスチール写真
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