S12・1(2) | MOVIE目次へ | |
[一口メモ]
K-4 Pacific牽引"Broadway Limited"(第1部)に続く(第2部)は4-4-4-4 T-1 Duplex SLの登場である。
アメリカ鉄道会社の看板特急(Named Train)のの牽引には、当初は4-6-2 pacific Slが活躍していたが、旅客列車の長編成化に対応するためPRR以外の各社は4-6-4 Hudson、4-8-4 Northernを開発する方向に進んだ。
PRRはこれ等と違って、名機K-4 Pacificの重連で対応しつつ、2組のシリンダーで動輪を2軸づつ駆動する強力機Duplexを生み出した。蒸機とは思えぬような独特の流線形はRaymond Loewyのデザイン。
PRR最後の急行列車用新製蒸機として52輌製造され華々しく活躍した。動輪のスリップ、メンテの複雑さなどj若干の問題点もあったが、そのことよりも間もなく登場してきたディーゼル機関車の経済性には抗し難く活躍期間は短かった。
それでは先頭のDuplex SLから最後尾の密閉式Observation CarまでRaymond Loewyの流線形デザインで統一された"Broadway Limited"の走行Movieをどうぞ。
追記
単独走行(4)掲載のMovieでは最後尾Observation Carの大揺れで画像が終わる。ボツにするか迷ったがModel Railroadingでたまに見られる--もう一度同じことを再現できない--愛嬌ある姿なので敢えて掲載した。
9枚のスチール