八潮太鼓之会  和知太鼓保存会  八丈太鼓の会(1) (2) (3)  津・高虎太鼓


八潮太鼓之会(東京都)
東京都品川区の埋立地に造成された団地・八潮パークタウンにて「この新しい街に文化を」「ここで育つ子供たちが故郷と呼べる街に」という願いから1985年和太鼓奏者・岬 史郎により創設。助六流をベースにしたダイナミックな奏法に日本的な良さと現代風のリズムを調和させたスタイルで、団地や区内の催しや自主ライブ・成田太鼓祭など、幅広い活動を行っている。

和知太鼓保存会(京都府)
1965年発足、今から約千年前、源頼光が帝の命を受け、その反逆の徒を討つための出陣の時、兵士を鼓舞するため打ち鳴らした太鼓とも言われている。
現在は、篠笛、締太鼓、鉦などを取り入れ、基本技法の中に打ち手の乱れ打ちを生かした勇壮な太鼓となっており、和知を代表する伝統芸能として伝承されている。
週2回の定期練習の他、町内の小中学生への指導や普及公演、他団体との交流や全国向けの太鼓教室など幅広く活動している。

八丈太鼓の会(東京都八丈島)
武器(刀)を失った流人がそのうっぷんを二本のバチに託して打ち鳴らしたもので、その打つ有様と響きは血湧き、肉踊る感じを覚えさせてくれる。
一つの太鼓を二人で表(上拍子)と裏(下拍子)を打つ両面打ちから生れる独自のリズム、その日の本人の体調、気分により打ち手の打ち方が変化し、各個人々々の個性的な太鼓の音が生れてくる。
太鼓の音に合わせて唄う太鼓節(太鼓ばやし)は東京都の無形文化財に指定、300余年の伝統ある八丈太鼓を全国の方々に知って頂くとともに、私たちが後継者に太鼓の基本・本質を伝承していく事も課題として残っている。

津・高虎太鼓(三重県)
1973年、(社)津青年会議所記念事業として発足、その後「津・高虎太鼓」となる。
現在、会員数は約200名、和太鼓の心を学びつつ技術の向上に励み、津市の郷土芸能の一翼を担って活動しており、津まつりへの毎年参加を始め、定期演奏会・海外演奏などを行う他、県、市の代表として全国のイベントにも参加している。また、近年は会員の中からプロチームの参加やソロ活動など、意欲的に活動を行っているものもいる。

 


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