TOPへ 鉄道模型のサイトへ

20151021

コンサート in 厚小ワーク  2015.10.21


2015.10.21
第6回 コンサート in 厚小ワークは宮後在住のヴァイオリン奏者 高橋 真珠さんを迎えて開かれました。誰もが聴き慣れた曲を無伴奏で ・・・・・・ 澄んだ音色に会場の皆さんも大満足のご様子でした。真珠さんは伊勢に来て日が浅いので地元の方とは馴染み薄いのですが、11月23日(月・祝)三重県文化会館でのリサイタルを皮切りに、
この地方での活動を広げていかれるのでしょう。益々のご活躍を!!




 
拡大                 




 


 



20151004

神宮用度の地を巡る  2015.10.08


2015.10.04
日ごと神様のお召し上がりになる御饌の材料、器、これから先の遷宮ご用材になる檜苗、お屋根用の萱など色々なものが神宮のご用地で作られております。その場所を見学出来る機会を得て得々とした気分で回らせて頂きました。
残念ながら御料土器調製所は見学は出来ませんでしたが、器は毎回使い捨てのため1年に9万個程用意されるそうです。
 
 参考資料 皇学館大学 岡田登先生 神宮用度の地を巡る   
  矢野 憲一著 伊勢神宮の衣食住          





伊勢市楠部町の神田は30000㎡あり現在15種類のお米が作られております。折々神田の中央に祭場が設けられ下種祭(4月初旬)、御田植初(5月中旬)、抜穂祭(9月初旬)が行われます。










二見町溝口の御園(174.4㌃)ではお供え用の野菜、果物など70種類以上栽培されております。レタスやオクラ、大根、蓮等が供えられますが祭典の品目、数量や盛る器の大きさに合わせるよう細心の注意が払われているとの事です。肥料は有機肥料ながら四つ足のものは避け神宮工作所で出るおがくずに米ぬか、油粕、魚粉、鶏糞を混ぜ合わせ3年間寝かせる・・・他にも色々な工夫がなされています。ただ農薬を使わないと害虫の発生により近くの住民の方に迷惑がかかる為に最小限の農薬は使用されるそうです。以前にお訪ねした時「大根や人参何れの作物も大きく育ち過ぎぬよう苦労します」との作丁さんのお話に神様の御園であることをを感じた事でした。


 日毎朝夕大御饌

毎日朝夕の2回御饌がお供えされます。御箸、御水、三盛のご飯、酒、鯛、鰹節、昆布、御塩、野菜、果物。
器は御料土器調製所で作られた素焼きの土器(土師器)。御饌が公にされたのは昭和47年との事です。又三節祭(6月、12月の月次祭と神嘗祭)は豪華なお食事のお供えになります。(日毎朝夕大御饌、 三節祭のご馳走の2点の写真は平凡社別冊太陽ー伊勢神宮より)

 三節祭の御馳走








五十鈴川河口にある御塩浜(6600㎡)は昔ながらの川の干満潮差を利用、7月末から8月にかけての土用の一週間、堤防にある樋門から海水を導入する「入り浜式」が採られております。「浜おこし」の作業から始まり幾つもの工程を経てようよう鹹水(かん水ー濃い塩)となり、これを壷に入れ1㌔程離れた御塩汲入所に運びます。



写真は地上から直ぐ萱の切妻屋根が建つ天地根元作りの御塩焼所(左)と御塩汲入所(右)です。
8斗(約144㍑)入りの壷10個位が御塩汲入所に運ばれ、御塩焼所の大釜で一昼夜焚く。煮詰められた荒塩は俵に詰め御塩殿裏の倉へ。御塩浜の鹹水作りといい荒塩作りといい8月酷暑の中で大変な作業と思います。



 荒塩を収める倉



 

荒塩は10月と3月の2回御塩殿で三角錐形の土器に詰めて一度に200個分焼き固めて堅塩にする。堅塩は辛櫃に納めて「御塩道」を役夫が担いで外宮に運ばれておりましたが、昭和22年から色々な事情によりトラックで運ばれるようになりました。内宮ご鎮座当初から二見浦の御塩が共進されていたということですが従事する方は誇り高い仕事とは言えそれだけにご苦労も多い事と察せられます。



 

御塩神社は左、右手は御塩が奉納される御塩殿ですが、御塩神社の建物が小振りなので御塩殿を神社と間違えてお参りする方が多いそうです。薄暗い中を良く見ればおむすびのような形をした御塩が並んでおります。






 



 

伊勢市佐八町にある苗園では檜苗、榊そして神宮幼稚園の園児さん達が楽しむためのサツマイモ畑までありました。先々の遷宮ご用材を神宮の山から伐り出せるように大正時代初めから檜苗の植樹が行われており、今回第62回のご遷宮では全用材1万3千本の内約2割が神宮の山から伐り出されました。
榊は御門、鳥居には垂をつけた「お飾り榊」、或はお祓いにと年間2万本近い榊が必要で、全てこの苗園で用意されます。又御遷宮時にお屋根用の萱は2万5千束(5年分)が必要とされます。戦時中に勤労奉仕により開墾、植栽された萱、美しく広々としたが萱場が度会町川口にあります。萱場に関しましては度会町観光案内をご覧下さい。



20150726


旧御師 丸岡邸でお札再現  2015.07.26


2015.07.26
7月18日、中日新聞に下記の記事が掲載されました。26日のお札作りに私も参加させて頂きました。先ず野嶋先生が見本を示され、その後各人が「太神宮 御師 丸岡宗太夫」と彫られた版木に絵筆で墨汁を塗り和紙を置きバレンで摺る、当て紙を使ってお札の形作り・・・・・簡単なようでも均一に摺り上げるのはなかなか大変な事と思いました。丸岡邸では檀家に配るこのお札を8千枚位作られたようです。また屏風や襖を修復の為、上紙を剥がしたら下張りの紙の中には「借用書」の控えまで使われていたとのことです。こんなお話を聞きながらのお札作りでした。丸岡邸には献立表も沢山残っているそうですから、また「食事会」などもあるのではと楽しみにしております。
・ご参考までに2012(H24)年「旧御師・丸岡邸」見学会と「お伊勢参りの食事」体験会







 



 



 



 



 




kakosama


佳子さま 伊勢神宮参拝  2015.0306



2015.03.06
2月28日中日新聞朝刊に秋篠宮家の次女佳子さまが成年皇族となられた報告のため3月6日伊勢神宮を参拝される旨の記事が出ました。3月2日のテレビでも取上げられていたようですが、6日午後とのみ。警備上か詳細の時間発表はありません。当日の朝外宮を参拝しても平常通りで、衛士さんにも時間を聞きにくいもので、止む無く午後から玄関を出たり入ったり(外宮に近いので)午後1時過ぎ衛士さん達が詰所へ・・・・・で、私はご正殿の近くへ。やっと2時半参拝のご予定と教えて頂きました。佳子様の参拝を知った参拝者は「まぁ嬉しい事」と参道に次々並ばれます。大勢の参拝者がお迎えするなか白のロングコートをお召しの佳子さまがにこやかに会釈をされながらご正殿に進まれます。ご正殿参拝の後、多賀宮遥拝、風宮参拝と続くため警備の方が「佳子さま追っかけは止めて下さい」としきりに呼びかけられますが、皆さんうまく移動されるものです。佳子さまの人気ぶりがよーく分かりました。その素敵な笑顔がお迎えした皆さんにも伝わり辺りは和やかな雰囲気に包まれました。素敵な笑顔をMovieで。
























27.02.27


月夜見宮・「川原大祓」  2015.02.21



2015.02.27
「川原大祓」は月夜見宮「遷御」に先立ち、仮御樋代・仮御船代を始め、御装束神宝、奉遷御料及び遷御に奉仕する大宮司以下の神職を祓い清める儀式で、ご神職は遷御の時と同じ装束で臨れます。
参進されるご様子などのMovieを。
























27.02.21



月夜見宮・「お白石持」  2015.02.21



2015.02.21
平成25(2013)年10月、内宮、外宮で第62回式年遷宮の「遷御」が行われました。引続き別宮の月読宮(伊勢市)、瀧原宮(大紀町)、伊雑宮(磯部町)、倭姫宮(伊勢市)、月夜見宮(伊勢市)の順に「遷御」が行われますが平成27年2月28日の月夜見宮が最後となります。月夜見宮「遷御」に先立ち2月21~22日にかけて「お白石持」が地元宮後奉献団によって行われました。祭事を華やかに盛り上げる「ねぶた」は地元の中村画伯デザインの「月夜見尊」、青年団員「祭心会」のメンバーを主に多くの皆さんによって丁寧に作り上げられております。月夜見尊が夜毎、白馬に乗って外宮へ通われるという白馬伝説を・・・・・思い描いてみて下さい。「上せ車」「奉献」「帰り車」と組まれた予定が雨のため、「帰り車」は中止となりましたが、沿道の皆さんのご支援を得て道中難なく最後は威勢よく「エンヤ曳き」で月夜見宮へ。無事に宮後奉献団は大役を果たす事が出来ました。奉献団の皆さんの和やかな笑顔がそこここに一杯です。踊りやエンヤ曳きのMovieもご覧下さい。 月夜見宮では下記表のように祭事が行われます。夫々の祭事につきましては神宮のHPに詳しく説明されております。


2月26日(木) 午前8時  御 戸 祭 
午前10時  御 船 代 奉 納 式 
 正  午 洗  清 
2月27日(金) 午前8時  杵 築 祭 
 午前10時 後 鎮 祭 
 午後3時  川 原 大 祓
2月28日(土) 午前10時   御  飾
 午後8時  遷  御
 3月1日(日)  午前7時  大 御 饌
 午前9時  奉  幣

  お白石持行事とは
「お白石持行事」は、一連の遷宮諸行事のひとつであり、新しい御正殿の敷地に敷き詰める「お白石」を奉献する民俗行事で、宮川より拾い集めた「お白石」を奉曳車・木そりに乗せ、沿道や川を練り進みます。神域に入ってからは、一人ひとりが白布に「お白石」を包み、遷宮後は立ち入ることの出来ない新宮の御垣内、真新しい御正殿の近くまで進み、持参した「お白石」を奉献する行事です。
お白石持行事は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選択され、また伊勢市の「無形民俗文化財」として指定されています。~伊勢市 HPより~
 



 2月21日 「上せ車」出発準備  16:00















 
 菱田奉献団々長並び楢井自治会長の挨拶





































 月夜見宮 新旧のお宮



 2月22日 「奉献車」出発を前に  9:00









「 お白石」を頂いて新殿へ  11:50






宮後地方連 ・踊り    ・エンヤーエンヤー ・行くぞッ!エンヤ曳き