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53・2 Climax、 ClassA Horizontal"T"Boiler





53・1、2とも2Vertical Cylinders2Ttuksという点では共通仕様である。異なるのは53・1がVertical Boiler装着、53・2がHorizontal"T"Boiler装着という点である。両車輌とも中々凝った走り方をする。中村精密製 未塗装完成品





54. EMD E9 DL (A Unit×1、B Unit×3) Santa Fe Warbonnet 塗装済み完成品
    A Unitは両軸モーター 4軸駆動 重量800g  B UnitはDumy





古典ギャード・ロコから一転して、今度はアメリカ有名特急列車(Named Train)のすべてを牽引したことがあるという、エリート機関車EMD Eシリーズの中の最新鋭機種E9の登場である。
特急列車牽引はE 8/9の独壇場であったUPと違って、Santa Feでは旅客列車専用にも本来貨物用のFシリーズを愛用したのでE8/9は少数派であった。しかし外観的に特急列車に似合うのはやはり風格あるEシリーズである。
それでは最後にステンレス コルゲート流線形客車8輌(Walthers製)を牽引するスチール写真Movieを御覧頂くことにする。

スチール写真






「第47回」 55. D51蒸気機関車 初期型(半流、なめくじ)









(実車)
1936年から1945年にかけて1000輌を越える大量生産が行われ、貨物用や勾配用として全国に普及した国鉄の代表的蒸気機関車である。
輌数の多い点で、これに匹敵する形式は他に例がない。
D50の改良機であるが、すっかり新設計となり、性能も向上、形態的にも洗練され、C57と共に近代国鉄型を確立した。
その種類を大別すると、初期型(今回登場)と標準型(先回登場「第10回」13 D51蒸気機関車参照)それにD52と同様の戦時型があった。
初期型の約100輌は、時代が「流線形時代」だけに半流線形のスマートなスタイルで登場した。ドームが煙突まで延長され、その形が似ているところから「なめくじ」のニックネームでファンに親しまれた。
更にD5122、23の2輌は「なめくじドーム」を運転室まで延長し、「スーパーなめくじ」の異名をもっていたが、後年は普通の「なめくじ」に改造されてしまった。

(模型)
1974年アダチ発売 塗装済み KIT組立
KITが発売になる1年程前に塗装済み完成品が発売され、ダイカスト真鍮プラスチックを混用し、比較的ロー・コストにまとめた製品として話題になっていた。
その内KITも発売されるだろうと思っていたら。その通りになったので早速購入し、組立を開始して驚いた。そのまま組むと動軸が全く回転しないのである。
今まで色々なメーカーのかなりの数のKITを組立てて、その中にはTMS誌で「組立てに難点があるからKITではなく完成品の購入をお薦めする」と書かれたものも何台かあったが苦労した事は殆ど無かった。
主台枠の溝を削ったり、動軸押えカバーにスペーサーをかませたり、苦労の末やっとスムーズな走行を確保する事が出来た。
もっとも問題点がこの部分のみに限られていたのが幸いで、全体の出来ガッチリしており、現在では、走行電流0.5Amp560R通過OKで、「外観、走行ともAクラス」と評価されている。
最後に「なめくじ」走行Movieを掲載する。


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