S32・1(1) | MOVIE目次へ | You Tube エンドレス外側走行 (1) 氷河急行 エンドレス外側走行 (1) (2) (3) エンドレス内側走行 (1) (2) (3) S15・12(2) 「一口メモ」へ戻る |
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[一口メモ]
〈N〉Gauge車輌用固定レイアウトの製作過程については、当社社長のページに掲載され、その完成記念として近鉄アーバンライナーと伊勢志摩ライナーの併走Movieを上記社長のページ、当社ページ(IMR)何れからも見ることが出来る。
しかしこれはあくまで応急処置であり、今後〈N〉Gauge車輌走行Movieを掲載するスペースが必要となる。そこで現在のMovie目次に新しく「23、Nゲージ車輌」欄を追加することにした。
次に完成した固定レイアウト-〈N〉Gauge World -の概要を記す。スペース1500x900mmに複線エンドレスと7本のヤードレール設置、コントロール関係はパワーパックx2、ポイントマシンx8、パワーパック切替スイッチx1。
パワーパックが2個あることから、基本的には2人のオペレーターが2本の列車を同時にかつ個別にコントロールすることが可能でる。[ブロック・コントロール]この場合の走行パターンは次の2種である
次にスイッチ切替によって、パワーパックBを殺し、すべての線路上の列車の中の任意の1列車をパワーパックAのみでコントロールすることが出来る。[キャブ・コントロール]この場合の走行パターンも次の2種である
さて" 〈N〉GaugeWorld "のMovie第1号はTEE"Gottardo"(ゴッタルド)とRhB"Glacier Express"(氷河急行)である。"Gottardo"はスイス国鉄の電車列車で、1961年TEE (Trance Euro Express)発足と同時にTEE "Gottardo"として登場した。当時TEEは機関車牽引列車やディーゼル列車が多く、電車列車方式は珍しかった。基本ルートはスイス チューリッヒ〜イタリア ミラノ間をGottardo峠経由で結ぶもので、1988年TEE全廃後もIC(Inter City)"Gottardo"として運行を続け、1997年"CISALPINO"(チザルピーノ)にバトンタッチして"Gottardo"の名前も消滅した。長寿命の有名列車だけに現在も動態保存されイベントなどに登場している。モデルはKATO製ヨーロッパ向け仕様。
スイス"Glacier Express"に関しては〈HOm〉BEMO製 氷河急行走行MovieがS15・12及びS22・3に、プロトタイプ車輌に関しては第3の部屋「第1回」に掲載されているので御覧頂きたい。今回は〈N〉KATO製氷河急行Movieである。氷河急行の運行はRhB、FO、BVZの3社共同運営であったが、2003年FOとBVZが合併してMGB(Matterhorn Gottardo Bahn)となったので以後RhB、MGBの2社運営となっている。
氷河急行Movie登場車種はBEMO製〈HOm〉もKATO製〈N〉も食堂車以外の電気機関車、展望車は同一形式であるが展望車の塗装が新しくなった。〈HOm〉の方は3社運営時代長く続いたものであるが、今回の〈N〉は最新の洗練されたカラースキームとなっている。
今回のKATO氷河急行セットにセットされているカプラー(連結器)は急カーブも通過させるため長いものであるが、連結間隔をより狭め連結面に描かれた白十字を実感出来るよう短い連結器もオプションで発売されている。Movie及びStillで氷河急行が外側エンドレスを走行するものは長い連結器装着、氷河急行が内側エンドレスを走行するものは短い連結器に交換後の画像である。両者の違いが視認頂けるだろうか。
走行する2本の列車はお互いに何の関連もないが敢えて共通項を探せば"Gottardo"である。2本の列車はGottardo峠で立体交差する。立体交差と言っても1本はトンネル内をもう1本は地表を走行するので、お互いに相手を視認することはできない。
10枚のスチール写真
氷河急行エンドレス外側走行(長い連結器) |
氷河急行エンドレス内側走行(短い連結器) |