N-1 
 
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[一口メモ]
当社の希少モデル走行シリーズ「NO.8」〈Nゲージ〉近鉄「しまかぜ」RhB「氷河急行」同時走行である。Movieに登場する「しまかぜ」「氷河急行」も当社の「希少モデル」とは言い難いので、今回は「しまかぜ」「氷河急行」という珍しい組合わせの同時走行Movieと解釈して頂こう。
この「珍しい組合わせ」別な表現で示せば「東西の私鉄観光路線列車の同寺走行Movie」である。[東」の代表は日本、列車は近鉄の「しまかぜ」「西」の代表はスイス、列車はRhBの「氷河急行」である。
Tomix製〈Nゲージ〉「しまかぜ」6輌編成モデルS31・5にその走行Movieと[一口メモ]「しまかぜ」に関する記載があるのでそちらをご覧下さい。
一方「世界一遅い急行列車」とも称される「氷河急行」モデルは本稿に多数登場する。先ず〈Gゲージ〉モデル(LGB製)がTop Pageの臨時掲載[NO.6]G-1とその[一口メモ]に記載がある。次に〈12mmゲージ〉モデル(BEMO製)がS22・3S15・12 (1) (2)第3の部屋など多数登場している。そして今回の 〈Nゲージ〉モデルも既にS32・1に登場している。
さてここで「しまかぜ」「氷河急行」に関連して若干の比較を試みる。名付けて「観光列車東西比較」である。両車の知名度比較では「氷河急行」の圧勝、世界中に名称の知れた「氷河急行」と勝負できる列車は見当てらない。
一方列車の装備面でみると両車優劣は逆転する。プレミアムシート、サロン席、和風個室、洋風個室等‥「しまかぜ」の素晴しい諸装備に対し「氷河急行」の1等客車のシート類は20年間変わっていない。
近鉄と観光地伊勢志摩地区との関連に触れておこう。
昭和5年に発足した近鉄の前進会社となる「参宮急行電鉄」(略称参急)はその名の示す通り大阪の人達に日帰りで伊勢神宮参拝を可能とした会社である。
始発駅「参急 上六駅」(上本町6丁目の略)、終着駅は伊勢神宮参拝のスタートポイントとなる「参急 宇治山田駅」である。(建設当時の宇治山田駅の威容な姿を今日も見ることが出来る)この始発「大阪上六」終着「宇治山田」の形は15年間続いたが、敗戦と共に状況は徐々に変化しはじめた。敗戦と共に「伊勢神宮」参拝客は減少傾向を示していたが、それを補充する形で登場したのが「伊勢志摩国立公園」であった。
敗戦直後設立された「伊勢志摩国立公園」は伊勢神宮以外に海浜公園としての美しい景観養殖真珠発生の地としての意味合いを持っていた。「伊勢志摩国立公園」発足と同時に賢島に建築された「伊勢志摩観光ホテル」は敗戦国の建築するホテルとしては「立派すぎる」と占領軍最高司令部から文句をつけられたいきさつがある。このホテル、70年後の現在も「伊勢志摩サミット」の会場としての役割は勿論、各国元首の宿泊所としても利用されている。占領軍最高司令官マッカーサー夫人も特別列車を仕立てて「伊勢志摩国立公園」を訪問している。勿論中心テーマは「真珠」であったと思っている。
本題からそれてしまっているが近鉄も「伊勢志摩国立公園」の設立に従って宇治山田駅の先に鳥羽新線を建設、鳥羽~賢島間は既設の志摩電気鉄道を買収し路線改良を行って「大阪、京都、名古屋から賢島まで特別列車の直通を可能」とした。また的矢湾に面した「志摩スペイン村」を建設し観光地の目玉にすえている。

8枚のスチール










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